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メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」
後発

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の基本情報

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の概要

商品名 メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」
一般名 メロペネム500mg注射用
薬価・規格 437.0円 (500mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 日本ケミファ
ブランド メロペネム点滴静注用0.25g「ケミファ」 他
YJコード 6139400D2072
レセプト電算コード 621950201
添付文書PDFファイル

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • カルバペネム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の用途

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、発熱、好酸球増多、血小板減少、発疹、顆粒球減少、血小板増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、AST上昇、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、劇症肝炎、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血栓性静脈炎、ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、血管浮腫、じん麻疹、急性腎障害、重篤な腎機能障害、黄疸、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、痙攣、意識障害、中枢神経症状、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、白血球減少

上記以外の副作用

LDH上昇、ALP上昇、LAP上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、尿ウロビリノーゲン上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、血清カリウム上昇、過敏症、熱感、食欲不振、ミオクローヌス、せん妄、紅斑、そう痒、発赤、好塩基球増多、リンパ球増多、好中球増多、単球増多、ヘマトクリット減少、異型リンパ球出現、コリンエステラーゼ低下、尿中β2-マイクログロブリン上昇、尿蛋白陽性、嘔気、嘔吐、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、頭痛、倦怠感、不穏、血清ナトリウム低下、血清カリウム低下、CK上昇、トリグリセリド増加、胸部不快感、血中尿酸減少、血中尿酸増加、注射部位反応、注射部位炎症、注射部位疼痛、注射部位硬結

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の用法・用量

  • 〈効能共通〉本剤の使用に際しては、投与開始後3日を目安としてさらに継続投与が必要か判定し、投与中止又はより適切な他剤に切り替えるべきか検討を行うこと
  • 〈一般感染症〉化膿性髄膜炎以外の一般感染症通常、成人にはメロペネムとして、1日0.5~1g(力価)を2~3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症・難治性感染症には、1回1g(力価)を上限として、1日3g(力価)まで増量することができる
  • 通常、小児にはメロペネムとして、1日30~60mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症・難治性感染症には、1日120mg(力価)/kgまで増量することができる
  • ただし、成人における1日最大用量3g(力価)を超えないこととする
  • 化膿性髄膜炎通常、成人にはメロペネムとして、1日6g(力価)を3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜減量する
  • 通常、小児にはメロペネムとして、1日120mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜減量する
  • ただし、成人における1日用量6g(力価)を超えないこととする
  • 〈発熱性好中球減少症〉通常、成人にはメロペネムとして、1日3g(力価)を3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
  • 通常、小児にはメロペネムとして、1日120mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
  • ただし、成人における1日用量3g(力価)を超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 腎機能障害のある患者では、次を目安に本剤の投与量及び投与間隔を調節するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔9.2腎機能障害患者の項、16.6.1参照〕[Ccr(クレアチニンクリアランス)が50mL/min以下の腎機能障害患者(成人)の投与量、投与間隔の目安;1)Ccr26~50mL/min:1回あたりの投与量を減量せず12時間ごとに投与、2)Ccr10~25mL/min:1回あたりの投与量を1/2に減量し12時間ごとに投与、3)Ccr<10mL/min:1回あたりの投与量を1/2に減量し24時間ごとに投与]
  • 7.2. 血液透析日には、透析終了後に投与すること〔13.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • バルプロ酸ナトリウム投与中
    • 腎機能障害
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度肝機能障害
    • 全身状態の悪い
    • 中枢神経障害
    • てんかん
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • じん麻疹

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
バルプロ酸 血中濃度が低下してんかんの発作が再発

メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」と主成分が同じ薬

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メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」に関係する解説

カルバペネム系抗菌薬

  • メロペネム点滴静注用0.5g「ケミファ」は、カルバペネム系抗菌薬に分類される。
  • カルバペネム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。

カルバペネム系抗菌薬の代表的な商品名

  • オラペネム
  • メロペン
  • フィニバックス
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