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肥満(肥満症)

肥満(肥満症)の基礎知識

肥満(肥満症)とは?

  • 肥満とは脂肪が蓄積した状態で、BMIが25以上の場合を指す
    • さらに健康障害などの条件を満たすと「肥満症」と言われる
  • 肥満を起こす原因別に単純性肥満と症候性肥満に分けられる
    • 単純性肥満:エネルギーの摂取過多(食べ過ぎ)または消費不足(運動不足)によって起こる肥満
    • 症候性肥満:他の病気の症状として引き起こされた肥満
      クッシング症候群甲状腺機能低下症薬剤性抗精神病薬など)など

症状


検査・診断

  • 肥満の原因を検査するために以下のような検査を行うことがある
    • 血液検査:ホルモンの値などを調べる
    • 染色体検査:遺伝性の病気がないか調べる
    • 画像検査:脳腫瘍などの検査

治療

  • 症候性肥満の場合はその原因に対する治療を行う
  • 肥満に対する治療法の原則は食事、運動、行動療法による減量である
    • 減量のための治療は以下の3つの条件が必要と言われている
      ・動機付けの徹底
      ・ストレス対策
      ・空腹時対策
  • 外科治療(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)
    • 胃の一部を切除する手術
    • BMIが35以上、および糖尿病、高血圧、脂質異常症のいずれか1つ以上が有る場合に、医師が必要と判断すると減量手術を行う

肥満(肥満症)に関連する治療薬

食欲抑制薬(マジンドール)

  • 食欲調節中枢などに作用し食欲抑制作用などをあらわし肥満症を改善する薬
    • 肥満症は脂肪が蓄積し健康障害などの条件を満たしている状態
    • 視床下部には摂食行動に関わる摂食調節中枢がある
    • 神経伝達物質のノルアドレナリンなどのモノアミンと呼ばれる物質は摂食調節などに関わるとされる
    • 本剤は摂食調節中枢やモノアミンへの作用により、摂食抑制作用、消化吸収抑制作用、消費エネルギー促進作用などをあらわす
  • 睡眠障害などを引き起こす場合があるため、通常は夕刻の服用は避ける
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