けいけんわんしょうこうぐん

頚肩腕症候群

首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、筋肉の凝りなどの症状が生じる症候群で、いわゆる肩こりも含まれる

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4人の医師がチェック 81回の改訂 最終更新: 2017.06.15

頚肩腕症候群の基礎知識

頚肩腕症候群について

  • 首から肩、腕にかけての痛みやしびれ(異常感覚)、筋肉の凝りなどの症状を主訴とする症候群
    • いわゆる肩こりもこの症候群に含まれる
  • 心理的な要因によって症状が現れたり、悪化することもある
  • 広い意味:首、肩、腕の症状を含み診察、画像検査で原因が明らかになった疾患(変形性頚椎症頚椎椎間板ヘルニアなど詳細は下記)を含む
  • 狭い意味:原因が明らかでなく、どの疾患にも診断できないものを指す
  • 首、肩、腕に痛みやしびれ(異常感覚)などの症状が出る疾患

頚肩腕症候群の症状

  • 首から肩、腕にかけての痛みやしびれ(異常感覚)、筋肉の凝り
  • 自律神経内臓の活動を調整している神経。交感神経と副交感神経を併せた総称症状として、頭痛やめまい、ふらつきなど多彩ではっきりしない症状が出やすい

頚肩腕症候群の検査・診断

  • 基本的には同様の症状が出るような、他の病気が隠れていないかを調べるために画像検査が行われる
    • レントゲンX線(放射線)を使って、体の中の状態を簡易的に調べる画像検査
    • MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査

頚肩腕症候群の治療法

  • 原因となっている行動、習慣や姿勢を治すことが大切
  • 日常や生活において、原因・誘因病気の症状を引き起こす引き金。必ずしも病気の原因ではない(例として、運動は喘息の誘因だが原因ではない)となる動作や姿勢を避けるようにする
    • 長時間同じ姿勢をとる(デスクワークなど)
    • 横になりながら長時間テレビを見る
    • 枕の高さや形が合っていない
  • 適度な運動、ストレッチ
  • お風呂に入ったり、蒸しタオルなどで温める
  • 病院で受けられる対症療法病気による症状自体を抑えるための治療。病気の根本の原因を治す治療(根本治療)と区別される
    • 鎮痛薬、筋弛緩薬、抗不安薬向精神薬の一種で、睡眠薬としても使われる。バルビツール酸系、ベンゾジゼピン系、非ベンゾジゼピン系などがある、湿布
    • トリガーポイント注射
    • 理学療法体の障害に対して、動かしたり、電気や熱で刺激したりすることを通じて行う治療。理学療法士はPT(Physical Therapist)と呼ばれる、作業療法(マッサージ、温熱療法など)

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