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VDT症候群(眼精疲労)

コンピューターディスプレイで長時間作業することにより眼精疲労(疲れ目)やドライアイなどが起こった状態

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6人の医師がチェック 81回の改訂 最終更新: 2016.08.31

VDT症候群(眼精疲労)の基礎知識

VDT症候群(眼精疲労)について

  • コンピューターディスプレイで長時間作業することにより眼精疲労(疲れ目)やドライアイなどが起こった状態
    • コンピューターディスプレイだけでなくスマートフォンの過剰な使用なども原因となる

VDT症候群(眼精疲労)の症状

  • 主な症状
    • 目の症状
      眼精疲労、目の重さ
      ドライアイ
      ・目の痛み
      近視
      ・眩しさを感じる
      結膜眼の一部を薄く覆っている膜。まぶた(眼瞼)の裏側にある眼瞼結膜と、白眼(強膜)の表面を覆う眼球結膜があるの充血
    • 目以外の症状
      ・肩こり
      ・頭痛
      ・腰痛
    • その他
      ・吐き気 など
  • 全ての症状が揃うことはまれであり、状況と部分的な症状から診断される

VDT症候群(眼精疲労)の検査・診断

  • これといった検査があるわけではなく、症状が出てきた状況から診断される

VDT症候群(眼精疲労)の治療法

  • 職場環境や日常生活の習慣の改善を行う
    • ディスプレイの距離や高さを調節する
    • ブルーライトをカットする
    • こまめな休憩を取る   など
  • ドライアイ結膜炎などを起こしている場合は点眼薬目薬のことを用いた治療を行う

VDT症候群(眼精疲労)に関連する治療薬

ATP(アデノシン三リン酸)製剤

  • ATP(アデノシン三リン酸)を含み、むくみ・眼精疲労・胃炎などの改善やめまいやめまいに伴う耳鳴りなどを改善する薬
    • ATPは体内で必要なエネルギー供給物質で血管拡張作用などもあらわす
    • ATPは脳血管などの血流増加や内耳微小血管の拡張、胃の運動改善など様々な作用をあらわす
    • 本剤はATPを主な成分とする製剤で多くの疾患・症状などに使われる
  • 剤形に散剤、錠剤、注射剤があり用途や症状などによって選択される
ATP(アデノシン三リン酸)製剤についてもっと詳しく

VDT症候群(眼精疲労)の経過と病院探しのポイント

VDT症候群(眼精疲労)でお困りの方

VDT症候群は、パソコンやスマートフォンの使いすぎで全身に生じる様々な症状を総称する用語です。眼の症状から頭痛、肩こりなど様々ですが、パソコンの使いすぎではないかと言われて心当たりがあるような方での発症症状や病気が発生する、または発生し始めることが多いです。医療機関を受診したとしてもVDT症候群かどうかを判定する検査があるわけではなく、ご本人からの問診医師が、ある症状や病気についての経過を聞き、質問を繰り返すことを元に診断を確定させることになります。

VDT症候群を疑った場合には、眼の症状が強ければ眼科、そうでなければ一般内科クリニックの受診がお勧めです。眼の症状については、パソコンディスプレイの設定の変更でブルーライト(眼への障害性の高い光)の割合を減らすことができます。設定の変更ではなく、画面の前にブルーライトを遮蔽するシートを装着するという手もあります。

本来的にはパソコン、スマートフォンの使用時間を減らすことが解決策ではあるのですが、仕事内容によってはどうしても難しいことがあるのではないかと思います。そのような場合には、画面を顔から離す、ディスプレイの設定を変更する、こまめな休憩を取るといった対応で負担を減らすような環境調整が治療となります。

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