でんかいしついじょう

電解質異常(総論)

血液中の電解質(ミネラル)のバランスが崩れ、多すぎたり少なすぎたりした状態の総称

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9人の医師がチェック 26回の改訂 最終更新: 2017.06.15

電解質異常(総論)の基礎知識

電解質異常(総論)について

  • 血液中の電解質水の中に溶けると電気を通す性質をもつ物質で、ミネラルとも呼ばれる。ナトリウムやカリウムが有名ミネラル水の中に溶けると電気を通す性質をもつ物質で、ミネラルとも呼ばれる。ナトリウムやカリウムが有名)のバランスが崩れ、多すぎたり少なすぎたりした状態の総称
    • 筋肉の異常、意識障害意識に異常が生じた状態の総称で、もうろうとした状態や、不適切な反応をする状態、一切の反応がない状態など多段階の症状が含まれる、心臓の機能の異常などが起こる
  • 本来は身体の中でミネラルをバランスよく保つようにできているので、電解質異常には何らかの原因となる病気が隠れている
  • 原因はホルモン体内で作られて、血流にのって体の特定の部位を刺激する物質。内分泌物質とも呼ばれるの異常や腎機能腎臓の機能。腎臓がどれだけ血液をろ過してきれいにできるかを示す。血液検査でクレアチニンの値を元に判断される障害、薬剤の副作用など様々
  • 代表的な電解質異常(詳細はそれぞれの疾患を参照)
  • 意識障害を来たしやすい電解質異常

電解質異常(総論)に関連する治療薬

カリウム製剤

  • 体内にカリウムを補充しカリウムが不足することでおこる脱力感や吐き気などの症状を改善する薬
    • 低カリウム血症は血液中のカリウム濃度が低下した状態で筋肉症状、消化器症状などがあらわれる
    • カリウムは筋肉や神経などの働きに関わる
    • 本剤はカリウムを含む製剤であり体内にカリウムを補充する
  • 利尿薬などの薬剤を使用中に起こりうるカリウム不足に対して使用される場合もある
カリウム製剤についてもっと詳しく

陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)

  • 腸管内で薬剤のもつ陽イオンをカリウムイオンと交換しカリウムイオンを排泄させて血液中のカリウム値を下げる薬
    • 慢性腎不全では腎機能低下により血液中のカリウム値が高くなりやすくなる
    • 血液中のカリウム値が高いままだと高カリウム血症がおこりやすくなる
    • 本剤は腸管内でカリウムイオンを本剤のもつ陽イオンと交換し、体外へ排泄させる樹脂製剤
陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)についてもっと詳しく

カルシウム製剤

  • 体内にカルシウムを補充し、骨粗しょう症、高リン血症、消化器症状などを改善する薬
    • カルシウムは体内で骨を強くする作用、リンを体外へ排泄する作用、胃酸に対する制酸作用などをあらわす
    • 本剤はカルシウムを含有する製剤で、製剤毎の特徴などによって色々な疾患・症状に使用する
  • 本剤は主に有機酸系カルシウム製剤と無機系カルシウム製剤に分かれる
カルシウム製剤についてもっと詳しく

電解質異常(総論)の経過と病院探しのポイント

電解質異常(総論)かなと感じている方

電解質異常とは一つの病気の名前ではなく、高ナトリウム血症低ナトリウム血症、またナトリウムではなくカリウムやカルシウムといった電解質水の中に溶けると電気を通す性質をもつ物質で、ミネラルとも呼ばれる。ナトリウムやカリウムが有名ミネラル水の中に溶けると電気を通す性質をもつ物質で、ミネラルとも呼ばれる。ナトリウムやカリウムが有名)の過不足を指した言葉です。それぞれで治療法が変わってきます。

上記のような症状に該当してご心配な方は内科の総合病院内科、外科、小児科、産婦人科など主要な科が揃っている病院のこと。現在、明確な定義はないの内科での受診をお勧めします。その際には、どういう状況なのか(健康診断で電解質異常が判明したのか、何らかの症状があって電解質異常ではないかと自分で考えているのかなど)を正しく伝える必要があります。

電解質異常そのものを治療するだけでなくその原因となった病気を治療しなければなりませんので、腎臓の病気であれば腎臓内科、副腎の病気ならば内分泌代謝体内で行われる、物質の合成や分解などの化学反応のこと科など、原因が判明次第、実際には各科が担当になることがほとんどです。

電解質異常の診断は血液検査で行います。その上で、追加で行う検査としては様々ですが、尿検査、心電図心臓から出ている弱い電気を感知して、心臓の状態を調べる検査頭部CTX線(放射線)を用いて頭の中の状態を調べる検査。脳出血や水頭症の確認などに使われることが多い腹部CTX線(放射線)を用いて腹部の状態を調べる検査。肝臓や腸などの内蔵から骨や筋肉まで、様々な組織の状態を確認することができる腹部エコー空気の細かな振動である超音波を使って、腹部の状態を調べる検査などのうちいくつかが必要となることが多いです。
これらの検査が行える、総合病院の内科を受診することをお勧めします。

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電解質異常(総論)でお困りの方

軽症であれば内服薬飲み薬のことで様子を見ながら通院で治療することもありますし、重症の場合には意識障害意識に異常が生じた状態の総称で、もうろうとした状態や、不適切な反応をする状態、一切の反応がない状態など多段階の症状が含まれるやけいれん、心臓発作比較的急激に、症状が一定時間あらわれること。その後の時間経過や適切な治療によって、症状が無くなりやすいものを指すことが多いなどの症状が出ますので入院となります。

電解質異常の原因によっては手術が必要となったり、特別なホルモン体内で作られて、血流にのって体の特定の部位を刺激する物質。内分泌物質とも呼ばれるの検査が必要となったりします。これは比較的まれなパターンではありますが、そのようなケースでは手術が行える施設を備えた病院や経験の豊富な大学病院を紹介受診診療情報提供書(紹介状)を前の病院でもらった上で、別の病院を受診すること。より専門的な治療や検査を行っている病院を受診するための手順(または入院中の転院)することがあります。詳しくはそれぞれの電解質異常のページもご参考になさってください。

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