かたげっけい
過多月経
月経血の量が異常に多い状態
5人の医師がチェック 94回の改訂 最終更新: 2017.12.06

過多月経の基礎知識

過多月経について

  • 月経血の量が異常に多い状態
    • 厳密には140ml以上の経血量と定義されるが、血液量を正確に測ることは難しいので参考量となる
    • 子宮の器質的な異常やホルモンバランスにより、月経血の量が極端に多くなることがある
  • 主な原因
  • 器質性疾患によるものは30歳以降に多い
    • 機能性疾患によるものは10~20歳代の若年者と閉経近くの40代後半に多い

過多月経の症状

  • 多量の月経血
  • 貧血を伴うことが多い

過多月経の検査・診断

  • 内診
  • 血液検査:ホルモンの量を調べる
  • 経腟超音波検査:子宮や卵巣の状態を調べる
  • 必要に応じてい以下のような画像検査を行う
    • MRI検査
    • 子宮鏡検査
  • 子宮体がん子宮頚がんの検査

過多月経の治療法

  • 手術
    • 器質的な異常の場合、原因にあわせて行う
    • 重症貧血を繰り返しており、妊娠希望がない場合は子宮全摘術も考慮される
    • 子宮内黄体ホルモン徐放システム(ミレーナ®)を子宮内に留置する
  • 薬物療法
    • 止血薬
      貧血がある場合は鉄剤の服用で治療する
    • 偽閉経療法(ホルモン注射)
    • 低用量ピルの服用
    • エストロゲンと黄体ホルモンの合剤を7〜10日間服用する(その周期のみの治療)


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