しきゅうせんきんしょう
子宮腺筋症
子宮内膜が何らかの理由で外側に存在している筋肉の層に入り込んでしまう病気
9人の医師がチェック 106回の改訂 最終更新: 2017.12.06

子宮腺筋症の基礎知識

子宮腺筋症について

  • 子宮内膜が何らかの理由で外側の筋肉の層に入り込んでしまう病気
  • 本来あるべきではない筋肉の層に子宮内膜があるので、強い生理の症状を起こす
    • 検査でたまたま見つかる人も多い
  • 子宮内膜症は子宮の外に子宮内膜がある状態で、子宮腺筋症は子宮の筋肉の中に子宮内膜がある状態で病気のメカニズムは似ている
  • 30代後半以降の女性に多くみられる

子宮腺筋症の症状

  • 主な症状
    • 月経困難症(特に生理のたびにひどくなっていく生理痛など)
    • 生理に伴う多量な出血

子宮腺筋症の検査・診断

  • 内診
  • 画像検査:子宮内膜が外側にある筋肉の層に入り込み具合などを詳しく調べる
    • 経膣超音波検査
    • 腹部MRI検査

子宮腺筋症の治療法

  • 主な治療法
    • 対症療法(痛み止め、漢方薬など)
    • 薬による治療(ホルモンバランスのコントロール)
    • 手術
  • 薬による治療は主に以下の3種類
    • 低容量ピル:最もよく使われる治療で、高血圧のある人や喫煙者には使えない
    • プロゲスチン製剤:不正出血などが起こるが効果は強い
    • 偽閉経療法(GnRHアゴニスト):女性ホルモンを抑えて閉経したような状況を作る
  • 手術には「保存手術」と「根治手術」の2つのタイプがある
    • 「保存手術」は、治療の後の妊娠が可能な手術
      ・ただし、完全に治りきるわけではなく症状が再発する可能性がある
    • 「根治手術」は、完全に治しきるための手術
      ・ただし、子宮や卵巣をとるため、この手術の後に妊娠することはできない

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