せんてんせいふうしんしょうこうぐん
先天性風疹症候群
お腹の中の赤ちゃんが、母親から風疹ウイルスに感染する病気。様々な障害を赤ちゃんに与える
7人の医師がチェック 117回の改訂 最終更新: 2018.03.13

先天性風疹症候群の基礎知識

POINT 先天性風疹症候群とは

妊婦が風疹にかかることでお腹の子どもに影響が出ることを先天性風疹症候群と言います。妊娠初期に感染した場合は特に起こりやすいことが分かっています。子どもに起こりやすい合併症は、先天性心疾患(弁膜症や動脈管開存症など)・聴力障害・白内障・緑内障です。風疹は抗体を持っているとかかりにくいため、妊娠初期に抗体の検査を行うことになっています。妊娠中にワクチンは打てないため、妊娠を希望する場合は、妊娠前にワクチンを打って予防することも大切です。 先天性風疹症候群になった子どもは小児科で見てくれます。妊娠前に抗体価を知らいたいあるいはワクチンを打ちたい人は、内科・感染症内科・産婦人科にかかって下さい。

先天性風疹症候群について

  • 妊婦が風疹に感染し、お腹の中の赤ちゃん(胎児)にも風疹ウイルス感染の影響が及んでしまう
  • 妊娠初期であるほど胎児に悪影響が出やすい
  • 最終月経前や妊娠20週以降で初めて風疹に感染した場合は先天性風疹症候群は起こりにくい
  • 胎児に様々な合併症や先天的な形態異常が起こる

先天性風疹症候群の症状

先天性風疹症候群の検査・診断

  • 血液検査:妊婦が風疹抗体をもっているかどうかを調べる。妊娠初期の検査にスクリーニングで含まれている

先天性風疹症候群の治療法

  • 特効薬的な治療法はない
  • 妊婦で抗体値が高く風疹感染が疑われる場合は、専門施設へ相談する
  • 予防
    • 妊娠の可能性がある女性やその周りの家族はあらかじめ風疹の予防接種を行っておくことが重要
    • 風疹ワクチンは生ワクチンであるため、妊娠後は予防接種は行えないので、必ず妊娠前に行っておく
    • 近年の流行は8割が20代〜40代の男性が主流
      風疹の予防接種が不十分であったため
      ・職場などで女性に感染させることか多いので、女性だけでなく男性の予防接種が重要(社会全体に集団免疫を上げる必要がある)
      ・企業による予防接種推奨なども重要である


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先天性風疹症候群に関わるからだの部位

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