子どもの肺炎には特徴はあるの?マイコプラズマ肺炎など
子どもの肺炎にはどういった特徴があるでしょうか?考えていきましょう。
1. 子どもの肺炎に多い微生物

子どもの肺炎では、せきの長く続く肺炎(非定型肺炎の特徴)の頻度が高いのが特徴です。これは、大人の肺炎よりも非定型肺炎や
年齢別に肺炎の原因になりやすい微生物をまとめます。
生まれて1ヶ月直前まで
- 溶連菌
ブドウ球菌 大腸菌
1ヶ月-1歳直前まで
肺炎球菌 - ウイルス感染
- 百日咳
1歳-5歳直前まで
- 肺炎球菌
- ウイルス感染
- マイコプラズマ
5歳-15歳まで
- 肺炎球菌
- マイコプラズマ
- クラミドフィラ
子どもの場合は、
マイコプラズマ肺炎については「子供に多いマイコプラズマ肺炎とは?治療期間は抗生剤で1~2週間」で詳しく説明しています。
2. 子どもの肺炎に多い症状

子どもの肺炎は大人よりも非定型肺炎やウイルス性肺炎が多いので、大人の肺炎に出やすい症状とは異ってきます。
以下が子どもに多い症状になります。
- 発熱
- 身体のだるさ
- 頭痛
- 鼻水
- のどの痛み
- 痰
- せき
- 胸の痛み
- 息苦しさ
子どもの肺炎の状態をどうやって見分けるの?
ウイルス性肺炎は風邪っぽい症状によくなりますので、子どもの肺炎は風邪と見分けがつかないことが多いです。
そのため、今出ている症状は肺炎になったからなのかどうかを考えるよりは、元気かどうかを判断材料にする方がよいです。
子どもがいつもよりも元気でない場合は、他に症状がなくても医療機関にかかって下さい。また、高熱が出ている場合でも、本人が元気であれば問題ないことが多いです。
3. 子どもの肺炎で気をつけるべき背景

子どもは大人より体力がないです。つまり、肺炎が重症になったときには、症状が強く出ることで身体が疲弊したり、状態が悪くなったりしやすいです。
それでは子どもの肺炎ではどういったことに気をつけるべきなのでしょうか?
肺炎が重症になっていないかを気にする
肺炎が重症になると命に関わる状態になります。子どもはうまく症状や自分の状態を表現できませんので、周囲の人間が早く気づいてあげる必要があります。
そのために注意すべき点は以下のものになります。
- 意識がもうろうとしている
- いつもより身体がしんどそう
- いつもより意欲や元気がない
- 肩で息をしている
- 全身を使って息をしている
- おしっこがあまり出ない
- 汗があまり出ない
- 口の中が乾いている
- わきを触ったらカサカサしている
これらの症状が出ている場合は、肺炎の状態が悪いかこれから悪くなっていく可能性が高いです。1つでも当てはまれば医療機関を受診する必要がありますが、もし2つ以上当てはまるものがあった場合は直ちに受診して下さい。
子どもの肺炎は重症になると大変
肺炎は重症にならないようにする必要性があります。そのためにやるべきことは何になるのでしょうか?
それを考える前にまず、どういった状態だと肺炎は重症になりやすいのかを考えてみましょう。
子どもの肺炎が重症になりやすいパターン
肺炎が重症になりやすい人の多くは、すでに肺や心臓に持病がある人や
また、持病以外にも肺炎が重症になるパターンもあります。
これが1つでも当てはまる場合は、肺炎は重症になりやすいのでよくよく注意して下さい。上で述べた、重症になったときに出る肺炎の症状が出てきたら必ず医療機関にかかるようにしたほうが良いです。
子どもの肺炎が重症にならないための方法
肺炎が重症にならないように気をつけるべきものは何でしょうか?
- 肺炎にならないように手洗いうがいを徹底する
- 肺炎にならないように予防接種を必ず接種しておく
- 肺炎になったときに悪化しないように、喘息の治療を日頃から怠らない
- 肺炎になったら、脱水にならないように水分を欠かさず摂取する
是非これらに気をつけるようにして下さい。
子どもの肺炎のあとは喘息に注意
子どもの肺炎が治ったあとに、ぜえぜえやヒューヒューが止まらないことがあります。非定型肺炎やウイルス性肺炎のあとに多いのですが、この場合は喘息になった可能性があります。
ぜえぜえやヒューヒューが明らかなときは、必ず医療機関にかかるようにして下さい。