パシル点滴静注液500mgに関係する解説
ニューキノロン系抗菌薬
- パシル点滴静注液500mgは、ニューキノロン系抗菌薬に分類される。
- ニューキノロン系抗菌薬とは、細菌の増殖に必要な酵素を阻害して殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。
ニューキノロン系抗菌薬の代表的な商品名
- ジェニナック
- アベロックス
- オゼックス
- シプロキサン
- クラビット
商品名 | パシル点滴静注液500mg |
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一般名 | パズフロキサシンメシル酸塩キット |
薬価・規格 | 1316.0円 (500mg100mL1キット) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | 富士フイルム富山化学 |
ブランド | パシル点滴静注液300mg 他 |
YJコード | 6241401G2026 |
レセプト電算コード | 640462033 |
ALT増加、AST増加、下痢、発疹、蕁麻疹、紅斑、BUN増加、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、尿中ウロビリン陽性、尿円柱陽性
急性腎障害、肝機能障害、黄疸、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、無顆粒球症、血小板減少、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、錯乱、幻覚、精神症状、痙攣、ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、浮腫、発赤、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、重篤な低血糖、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、大動脈瘤、大動脈解離、重症筋無力症悪化
γ-GTP増加、ALP増加、LAP上昇、LDH増加、血中ビリルビン増加、好酸球数増加、白血球数減少、血小板数減少、貧血、悪心、嘔吐、腹部膨満、頭痛、精神障害、浮動性めまい、感覚鈍麻、注射部位反応、疼痛、腫脹、硬結、静脈炎、CK増加、電解質失調、異常感、気分不良、違和感、浮遊感、口内乾燥、舌炎、過敏症、そう痒症、潮紅、頻尿、血中クレアチニン増加、心窩部不快感、変色便、メレナ、意識変容状態、譫妄、灼熱感、関節痛、口内炎
薬剤名 | 影響 |
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テオフィリン | 中毒症状<消化器障害・頭痛・不整脈・痙攣等> |
アミノフィリン製剤 | 中毒症状<消化器障害・頭痛・不整脈・痙攣等> |
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 | 痙攣 |
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 | 痙攣 |
ジクロフェナク | 痙攣 |
ロキソプロフェン | 痙攣 |
ワルファリン | 作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長 |
副腎皮質ステロイド剤<注射剤・経口剤> | 腱障害のリスクが増大 |
プレドニゾロン<注射剤・経口剤> | 腱障害のリスクが増大 |
ヒドロコルチゾン<経口剤及び注射剤> | 腱障害のリスクが増大 |