処方薬
アジスロマイシン錠500mg「日医工」
後発

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の基本情報

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の概要

商品名 アジスロマイシン錠500mg「日医工」
一般名 アジスロマイシン水和物錠
薬価・規格 169.7円 (500mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日医工
ブランド アジスロマイシン錠250mg「日医工」 他
YJコード 6149004F4035
レセプト電算コード 622270901
識別コード n790
添付文書PDFファイル

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • マクロライド系の抗生物質です。細菌のタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の用途

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、蕁麻疹、皮膚そう痒症、好酸球数増加、白血球数減少、血栓性静脈炎、ALT増加、AST増加、ALP増加、γ-GTP増加、LDH増加

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、喘鳴、血管浮腫、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、薬剤性過敏症症候群、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、肝炎、黄疸、肝不全、急性腎障害、乏尿、血中クレアチニン値上昇、腎機能低下、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、血便、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、QT延長、心室性頻脈、Torsade de pointes、白血球減少、顆粒球減少、血小板減少、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇

上記以外の副作用

肝機能検査異常、悪心、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満、カンジダ症、浮腫、肺炎、光線過敏性反応、紅斑、皮膚水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、皮膚変色、脱毛、貧血、リンパ球数減少、ヘモグロビン減少、白血球数増加、潮紅、血圧低下、動悸、血圧上昇、クレアチニン増加、腎臓痛、排尿困難、尿潜血陽性、頻尿、舌変色、口のしびれ感、舌のしびれ感、おくび、胃炎、口内乾燥、唾液増加、膵炎、アフタ性口内炎、口腔内不快感、消化管障害、口唇炎、失神、痙攣、振戦、激越、嗅覚異常、無嗅覚、神経過敏、不安、錯感覚、攻撃性、真菌感染、咽頭炎、皮膚感染、β溶血性レンサ球菌感染、膣炎、結膜炎、眼瞼浮腫、霧視、ぶどう膜炎、眼痛、視力障害、関節痛、頚部痛、背部痛、四肢痛、関節腫脹、鼻出血、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、ラ音、気管障害、低音性連続性ラ音、鼻部障害、鼻閉、鼻漏、羊鳴性気管支音、痰貯留、耳痛、難聴、耳鳴、聴力低下、耳障害、精巣痛、不正子宮出血、脱水、血中重炭酸塩減少、低カリウム血症、疼痛、胸痛、無力症、低体温、不整脈、咽喉頭異物感、局所腫脹、粘膜異常感覚、疲労、アトピー性皮膚炎増悪、血小板数増加、好塩基球数増加、顆粒球数減少、プロトロンビン時間延長、血小板数減少、血中ビリルビン増加、BUN増加、尿中蛋白陽性、便秘、口内炎、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁、口唇のあれ、黒毛舌、舌炎、舌苔、腹鳴、頭痛、めまい、灼熱感、傾眠、味覚異常、感覚鈍麻、不眠症、胃腸炎、嗄声、卵巣嚢腫、血中カリウム減少、血中カリウム増加、血管外漏出、口渇、気分不良、倦怠感、浮遊感

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の用法・用量

  • 〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与する
  • 〈尿道炎、子宮頸管炎〉成人にはアジスロマイシンとして、1000mg(力価)を1回経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは臨床症状が悪化の場合には、医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること〔16.7.2参照〕
  • 7.2. 〈深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉外国の臨床における体内動態試験の成績から、本剤500mg(力価)を1日1回3日間経口投与することにより、感受性菌に対して有効な組織内濃度が約7日間持続することが予測されているので、治療に必要な投与期間は3日間とする
  • 7.3. 〈尿道炎、子宮頸管炎〉本剤投与開始後2~4週間は経過を観察し、効果を判定すること(細菌学的検査結果又は臨床症状から効果が認められない場合には医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること)〔16.7.2参照〕
  • 7.4. 〈尿道炎、子宮頸管炎〉本剤1000mg(力価)を1回経口投与することにより、アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対して有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので、治療に必要な投与回数は1回とする
  • 7.5. 〈肺炎〉本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは臨床症状が悪化の場合には、医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること〔16.7.2参照〕
  • 7.6. 〈肺炎〉アジスロマイシン注射剤から本剤に切り替える場合は、症状に応じて投与期間を変更することができる〔5.3参照〕
  • 7.7. 〈肺炎〉アジスロマイシン注射剤から本剤へ切り替え、総投与期間が10日を超える場合は、経過観察を十分に行うこと(アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠へ切り替えた臨床試験は、医師が経口投与可能と判断した時点で、アジスロマイシン注射剤からアジスロマイシン錠500mg(力価)を1日1回投与に切り替え、アジスロマイシン注射剤の投与期間は2~5日間、総投与期間は合計7~10日間で実施され、総投与期間として10日間を超える投与経験は少ない)〔5.3参照〕
  • 7.8. 〈肺炎〉レジオネラ・ニューモフィラに対して、アジスロマイシン注射剤による治療を実施せずに本剤のみで治療した場合の有効性及び安全性は確立していない(投与経験が少ない)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アジスロマイシン錠500mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
制酸剤 アジスロマイシンの最高血中濃度低下
水酸化マグネシウム アジスロマイシンの最高血中濃度低下
水酸化アルミニウム アジスロマイシンの最高血中濃度低下
ワルファリン 国際標準化プロトロンビン比上昇
シクロスポリン 最高血中濃度の上昇、血中濃度半減期の延長
ネルフィナビル アジスロマイシン濃度・時間曲線下面積<AUC>及び平均最高血中濃度の上昇
ジゴキシン 中毒の発現リスク上昇
ベネトクラクス 当該薬剤の効果が減弱

アジスロマイシン錠500mg「日医工」と主成分が同じ薬

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アジスロマイシン錠500mg「日医工」に関係する解説

マクロライド系抗菌薬

  • アジスロマイシン錠500mg「日医工」は、マクロライド系抗菌薬に分類される。
  • マクロライド系抗菌薬とは、細菌のタンパク質合成を阻害し細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす薬。

マクロライド系抗菌薬の代表的な商品名

  • エリスロシン
  • クラリス,クラリシッド
  • ジスロマック
  • ジョサマイ,ジョサマイシン
  • アセチルスピラマイシン
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