ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう

副甲状腺機能亢進症

何らかの原因により副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、高カルシウム血症や低リン血症、腎障害などをきたす病気

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8人の医師がチェック 80回の改訂 最終更新: 2017.06.15

副甲状腺機能亢進症の基礎知識

副甲状腺機能亢進症について

  • 何らかの原因により副甲状腺ホルモン副甲状腺から出るホルモン。血液中のカルシウムの濃度を上げるように働くが過剰に分泌された状態
  • 以下の二種類に分類される
    • 原発性他の病気や外部の要因によってではなく、その病気自体が自然発生したものであるということ。「二次性、続発性、転移性」と対比的に用いられる副甲状腺機能亢進症:副甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌するの病気が原因
      ・副甲状腺腺腫、過形成
      ・副甲状腺がん(まれ)
    • 続発性ある病気が、自然発生したものではなく、他の病気や外部の要因によって引き起こされたものであるということ二次性ある病気が、自然発生したものではなく、他の病気や外部の要因によって引き起こされたものであるということ)副甲状腺機能亢進症:副甲状腺以外の病気が原因
      ・慢性腎不全
      ビタミンD脂溶性ビタミンの一種で、カルシウムやリンの量を体内で適切に調整する働きを持つ。外部から摂取する他に、紫外線を浴びることで体内でも合成される欠乏症   など

副甲状腺機能亢進症の症状

副甲状腺機能亢進症の検査・診断

  • 血液検査:腎機能腎臓の機能。腎臓がどれだけ血液をろ過してきれいにできるかを示す。血液検査でクレアチニンの値を元に判断されるや血液中のカルシウムの量、副甲状腺ホルモン副甲状腺から出るホルモン。血液中のカルシウムの濃度を上げるように働く値を調べる
  • 甲状腺超音波検査空気の細かな振動である超音波を使って、首の前方にある甲状腺の形状や状態を調べる検査:副甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌するの大きさを調べる
  • 頚部CTX線(放射線)を用いて、体の内部を画像化して調べる検査検査:副甲状腺に腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるなどがないか調べる
  • シンチグラフィ放射線を出す物質を使って、臓器の機能や、病気の影響が体のどの部分に起こっているかを確認する検査:副甲状腺の活動している度合いを調べる
  • 骨量検査:骨の硬さを調べる
  • レントゲンX線(放射線)を使って、体の中の状態を簡易的に調べる画像検査検査:骨折がないかを調べる
  • 尿検査:尿中のカルシウムの量を調べる

副甲状腺機能亢進症の治療法

  • 主な治療
    • 原発性他の病気や外部の要因によってではなく、その病気自体が自然発生したものであるということ。「二次性、続発性、転移性」と対比的に用いられる副甲状腺機能亢進症
      ・手術による副甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌するの摘出
      ・経皮的エタノール注入療法(PEIT):超音波による画像をみながらエタノールを注入し、その部位の細胞を直接壊死ある部位の細胞が死んでしまうこと。多くの場合、血管が詰まったり、つぶれたりして、血液が流れなくなってしまうことが原因となるさせる
      ・ビスホスホネート:骨の吸収を抑えて骨粗しょう症を防ぐ
      ・シナカルセト:副甲状腺ホルモン副甲状腺から出るホルモン。血液中のカルシウムの濃度を上げるように働くの分泌を抑える
    • 続発性ある病気が、自然発生したものではなく、他の病気や外部の要因によって引き起こされたものであるということ二次性ある病気が、自然発生したものではなく、他の病気や外部の要因によって引き起こされたものであるということ)副甲状腺機能亢進症
      ・手術
      ビタミンD脂溶性ビタミンの一種で、カルシウムやリンの量を体内で適切に調整する働きを持つ。外部から摂取する他に、紫外線を浴びることで体内でも合成される3注入療法
      ・経皮的エタノール注入療法
  • 長期的な経過
    • 検査値に異常があってもすぐには症状が現れないが、ゆっくり進行する

副甲状腺機能亢進症に関連する治療薬

活性型ビタミンD3製剤

  • 小腸からのカルシウム吸収を促進させ、骨量の減少を抑え骨粗しょう症による骨折などの危険性を低下させる薬
    • 骨粗しょう症では骨を壊す細胞と作る細胞のバランスが崩れ骨がもろくなってしまう
    • ビタミンDは活性型ビタミンD3となると、小腸からのカルシウムの吸収を促進させ骨量の減少を抑える
    • 本剤は体内で活性型ビタミンD3と同様の作用をあらわす製剤である
  • 続発性(二次性)副甲状腺機能亢進症や副甲状腺機能低下症などに使用する薬剤もある
活性型ビタミンD3製剤についてもっと詳しく

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