ブスコパン錠10mgに関係する解説
抗コリン薬
- ブスコパン錠10mgは、抗コリン薬に分類される。
- 抗コリン薬とは、副交感神経を亢進させるアセチルコリンの作用を抑えることで、消化管の運動亢進に伴う痛みや痙攣、下痢などを抑える薬。
抗コリン薬の代表的な商品名
- ブスコパン
- チアトン
- ロートエキス
- ガストロゼピン
- ダクチル
商品名 | ブスコパン錠10mg |
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一般名 | ブチルスコポラミン臭化物錠 |
薬価・規格 | 5.9円 (10mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | サノフィ |
ブランド | ブスコパン錠10mg 他 |
YJコード | 1242002F1330 |
レセプト電算コード | 620008704 |
識別コード | sa |
口渇、便秘、心悸亢進、鼓腸、眼調節障害、腹部膨満感、排尿障害、頭痛、頭重感、発疹、散瞳
ショック、アナフィラキシー様症状、悪心、嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫
閉塞隅角緑内障、過敏症、蕁麻疹、紅斑、そう痒症
薬剤名 | 影響 |
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抗コリン作用を有する薬剤 | 抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強 |
三環系抗うつ剤 | 抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強 |
フェノチアジン系薬剤 | 抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強 |
抗ヒスタミン剤 | 抗コリン作用<口渇・便秘・眼の調節障害等>が増強 |
ドパミン拮抗剤 | 相互に消化管における作用を減弱 |
メトクロプラミド | 相互に消化管における作用を減弱 |