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糖尿病性ニューロパチー(糖尿病性神経障害)

糖尿病性ニューロパチー(糖尿病性神経障害)の基礎知識

糖尿病性神経障害とは?

  • 糖尿病が原因で起こる神経障害のこと
  • なぜ糖尿病で神経障害が起こるのかはっきりとした原因はわかっていない
    • 神経を障害する物質が神経に溜まることや、毛細血管の血流が悪くなることで神経障害が起こることなど、様々な説がある

症状

  • 手足(特に足)の感覚の神経が障害されやすい
    • しびれ、痛み、触られている感覚、感覚の鈍さなどが現れる
    • 足先から起こりその後、手に起こることが多い
    • 症状が進行すると手足の動かしづらさ(運動障害)が起こることもある
  • その他の神経障害

検査・診断

  • 血液検査
    • 糖尿病であることと、他の神経障害を起こす病気がないことを確認する
  • 頸椎、胸椎、腰椎レントゲン
    • 椎間板ヘルニアなど、その他の原因で手足の神経障害が出現する病気がないことを確認する

治療

  • 血糖値を適切な範囲内に保つことが何よりも重要
    • 飲酒や喫煙も神経障害を進める可能性があるので禁酒、禁煙を心掛ける
  • 薬物治療
    • エパルレスタット:手足のしびれを改善する薬
  • 痛みを伴う場合は、以下のような薬剤の使用を検討する
    • プレガバリン
    • デュロキセチン
    • メキシレチン
    • 三環系抗うつ薬
    • 抗けいれん薬
  • 自律神経障害に対してはそれぞれの症状についての対処療法を行う
  • 手先、足先の感覚障害は、きちんと治療を行えば症状の改善が見込める

糖尿病性神経障害に関連する治療薬

プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)

  • 過剰に興奮した神経伝達を鎮め、神経が障害を受けることによる痛みを緩和する薬
    • 神経障害性疼痛は何らかの原因で神経が障害を受けて痛みがおこる
    • 神経細胞が興奮すると痛みを引き起こす神経伝達物質が過剰に放出され痛みが生じる
    • 本剤は神経の過剰な興奮を抑え、神経伝達物質の放出を抑える作用をもつ
  • 神経障害性疼痛の例
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アルドース還元酵素阻害薬

  • 糖尿病性神経障害による手足のしびれや痛み、こむら返りなどの症状を和らげる薬
    • 糖尿病性神経障害はソルビトールという糖が神経細胞内に蓄積することなどでおこるとされる
    • ソルビトールは体内でブドウ糖からアルドース還元酵素というものの働きによって生成される
    • 本剤はアルドース還元酵素を阻害し、ソルビトール生成を抑える作用をもつ
アルドース還元酵素阻害薬についてもっと詳しく≫




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