せっしょくしょうがい

摂食障害

一般的に「拒食症」や「過食症」と呼ばれている状態の総称

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11人の医師がチェック 106回の改訂 最終更新: 2017.08.23

摂食障害の基礎知識

摂食障害について

  • 拒食症と過食症をまとめた呼び方
  • 日本では2万人以上の患者がいる
    • もともと若い女性に多いと言われていたが、最近では、年齢層が広がったり、男性でも見られるようになってきた
    • 男性で摂食障害が起こる場合は、うつ病や自殺になりやすいと言われている
  • 摂食障害を起こしやすいタイプの人は以下のような人と言われている
    • 家族に摂食障害やうつ病にかかったことのある人がいる
    • 自分に自信がない性格
    • 不安障害のある人
    • 家庭環境での愛情不足、常に親から高い要求を求められ続けた人
    • 虐待された経験のある人

摂食障害の症状

  • 拒食症と過食症では行動自体は似ていることもある
    • 医学的に「体重が落ち」「月経が止まる」場合は拒食症であると判断
  • 拒食症と過食症の両方で起こりうる症状
    • ボディイメージの障害(いくら細くても自分が太っていると思いこんでしまう)
    • むちゃ食い
    • 嘔吐(自分でむりやり吐く場合が多い)
    • 下剤の使用
    • 絶食
  • 拒食症では、自分が病気である、異常であるという認識がなく、人より活発であることもある
  • 摂食障害に加えて、抑うつ元気がなく落ち込んでいる状態や気分のこと。医学的には「抑うつ」と呼ぶ。うつ病の症状の1つだが、必ずしもうつ病で起こるとは限らない状態や不安障害、パーソナリティ障害薬物依存などが背景にあるか伴って起こっていることも多い

摂食障害の検査・診断

  • 医師が症状から診断する
  • 血液検査:栄養状態がどの程度低くなっているのかを調べる

摂食障害の治療法

  • 主な治療
    • 身体面と精神面の両方の治療が必要
    • 必要であれば、入院して栄養を摂る
    • 精神面では、カウンセリングを継続したり、ボディイメージを変化させるようにじっくりと話し合っていく必要がある
      ・行動療法
      認知行動療法心理療法の一種で、自分の認識や考え方、行動を変えながら精神面での調子を整えていくための治療
      ・家族療法
      ・対人関係療法
    • うつ病強迫性障害境界性パーソナリティ障害などを合併ある病気や治療によって、他の病気や病態が引き起こされることしていればそちらの治療も平行して行う
    • 摂食障害を直接治療できる薬はない
      ・場合によって抗うつ薬(SSRIなど)、抗精神病薬向精神薬の一種で、主に統合失調症に対して使われる精神科の薬が使われる
  • 拒食症の場合、栄養失調調節がうまく出来なくなること。ある機能が正常に働かなくなることで死亡するケースもある

摂食障害が含まれる病気


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摂食障害に関わるからだの部位