処方薬
マイトマイシン注用2mg
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マイトマイシン注用2mgの基本情報

マイトマイシン注用2mgの概要

商品名 マイトマイシン注用2mg
一般名 マイトマイシンC注射用
薬価・規格 480.0円 (2mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 協和キリン
ブランド マイトマイシン注用2mg 他
YJコード 4231400D1031
レセプト電算コード 620000328
添付文書PDFファイル

マイトマイシン注用2mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

マイトマイシン注用2mgの用途

  • 胃癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 肝癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 結腸の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 子宮体癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 膵癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 直腸癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 乳癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 肺癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 慢性骨髄性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 慢性リンパ性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 子宮頸癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 頭頸部腫瘍の自覚的並びに他覚的症状の緩解

マイトマイシン注用2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

食欲不振、悪心、嘔吐、倦怠感、蛋白尿、口内炎、過敏症、脱毛、血尿、浮腫、高血圧

起こる可能性のある重大な副作用

溶血性尿毒症症候群、微小血管症性溶血性貧血、貧血、破砕赤血球を伴う貧血、血小板減少、腎機能低下、重篤な腎障害、急性腎障害、BUN異常、クレアチニン異常、クレアチニン・クリアランス値異常、骨髄機能抑制、汎血球減少、白血球減少、好中球減少、出血、間質性肺炎、肺線維症、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、ショック、アナフィラキシー、そう痒感、発疹、顔面潮紅、発汗、血圧低下

上記以外の副作用

肝障害、下痢、便秘、腹部不快感

マイトマイシン注用2mgの用法・用量

  • 1). 間歇投与法マイトマイシンCとして、通常成人1日4~6mg(力価)を週1~2回静脈内に注射する
  • 2). 連日投与法マイトマイシンCとして、通常成人1日2mg(力価)を連日静脈内に注射する
  • 3). 大量間歇投与法マイトマイシンCとして、通常成人1日10~30mg(力価)を1~3週間以上の間隔で静脈内に注射する
  • 4). 他の抗悪性腫瘍剤との併用マイトマイシンCとして、通常成人1日2~4mg(力価)を週1~2回他の抗悪性腫瘍剤と併用して静脈内に注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (注射液の調製法)マイトマイシンC2mg(力価)当り、5mLの割合に日局生理食塩液を加えて溶解する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

マイトマイシン注用2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

マイトマイシン注用2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗悪性腫瘍剤 骨髄機能抑制等の副作用が増強、急性白血病、骨髄異形成症候群、MDS
ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤 息切れ、気管支痙攣
硫酸ビンデシン 息切れ、気管支痙攣

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マイトマイシン注用2mgに関係する解説

その他の抗がん性抗生物質

  • マイトマイシン注用2mgは、その他の抗がん性抗生物質に分類される。
  • その他の抗がん性抗生物質とは、細胞の増殖に必要なDNAの合成を阻害するなどにより抗腫瘍効果をあらわす薬。

その他の抗がん性抗生物質の代表的な商品名

  • ブレオ
  • ペプレオ
  • コスメゲン
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