ビタミンB6製剤 - 解説(効能効果・副作用・薬理作用など) | MEDLEY(メドレー)
ビタミンB6製剤
ビタミンB6を補い、口内炎や湿疹、貧血、手足のしびれなどを改善する薬

ビタミンB6製剤の解説

ビタミンB6製剤の効果と作用機序

  • ビタミンB6を補い、口内炎湿疹貧血、手足のしびれなどを改善する薬
    • ビタミンB6は水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミンでタンパク質からアミノ酸への分解などを助ける働きがある
    • ビタミンB6が不足すると皮膚、粘膜、神経の炎症貧血などがおこりやすくなる
    • ビタミンB6が不足すると中枢神経の異常興奮により痙攣などがおきやすくなる
  • イソニアジド(主な商品名:イスコチン)の投与によるビタミンB6欠乏症に使用する場合もある
  • 薬剤によってはてんかんの治療などに使用する場合もある

ビタミンB6製剤の薬理作用

ビタミンBは水溶性(水に溶けやすい性質)ビタミンで、B1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・B12・ビオチン・葉酸などに分かれる。

ビタミンB6はタンパク質がエネルギーとして使用される過程で働く酵素を補う酵素(補酵素)として関わり、タンパク質からアミノ酸への分解などを助ける働きがある。また、神経伝達物質の合成に関与し、ビタミンB6が不足すると中枢神経の異常興奮により痙攣などがおきやすくなる。そのほか、ビタミンB6の不足により、口内炎や湿疹、貧血、手足のしびれ、神経の炎症などがおこりやすくなる。

本剤はビタミンB6製剤であり、ビタミンB6の不足によっておこる皮膚、粘膜、神経などの炎症や貧血などを改善する。また中枢神経の興奮を改善させることにより、てんかんの治療などで使用される場合もある。

ビタミンB6製剤の主な副作用や注意点

  • 消化器症状
    • 頻度は非常に稀だが、吐き気、食欲不振、下痢などがあらわれる場合がある
  • 横紋筋融解症
    • 頻度は非常に稀で新生児、乳幼児に大量に用いた場合に認められたとの報告がある
    • 手足がしびれたり力が入らない、全身がだるい、尿の色が赤褐色になるなどの症状がみられる場合がある
    • 上記のような症状がみられる場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する
  • レボドパ製剤との併用に関する注意
    • 本剤の作用によりレボドパ製剤の作用を減弱させることがある

ビタミンB6製剤の一般的な商品とその特徴

ピドキサール

  • 剤形に錠剤、注射剤があり用途などによって選択が可能