おうもんきんゆうかいしょう
横紋筋融解症
薬の副作用や圧力などにより筋肉が破壊される病気。筋肉の細胞の中の物質によって全身がダメージを受けることがある
3人の医師がチェック 21回の改訂 最終更新: 2019.01.28

横紋筋融解症の基礎知識

POINT 横紋筋融解症とは

薬の副作用や圧力などによって筋肉が破壊される病気のことです。筋肉に含まれた物質が血液中に流れ込むことによって全身の臓器がダメージを受けることがあります。横紋筋融解症になるとと痛みや筋力の低下、尿の色の変化(赤褐色)、むくみ、意識障害などの症状が現れます。横紋筋融解症が疑われる人には血液検査が行われて、血液中の異常の有無が調べられます。横紋筋融解症の治療は大量の点滴が行われて、血液中の異常な物質を薄めます。また、尿が出なくなるなどの深刻な症状が現れた人には血液を機械できれいにする治療(血液透析)が行われます。横紋筋融解症は内科や腎臓内科、救急科などで診療が行われます。

横紋筋融解症について

  • 薬の副作用や圧力などにより筋肉が破壊される病気。筋肉の細胞の中の物質によって全身がダメージを受けることがある
  • 主な原因
    • 長時間に渡る物理的な圧迫
      • 物理的な圧迫によって起こる横紋筋融解は「圧挫症候群」と呼ばれる
    • 過度な激しい運動
    • 薬の副作用
      • スタチン、抗精神病薬、抗うつ薬(SSRIなど)など
    • アルコールの飲み過ぎ

横紋筋融解症の症状

  • 筋肉の痛みや筋力の低下
  • 尿の色の変化
  • 浮腫
  • 重症の場合には、意識がもうろうとする

横紋筋融解症の検査・診断

  • 血液検査
    • CK, AST, LDHといった値が上昇する

横紋筋融解症の治療法

  • 大量の補液を行う
  • 必要に応じて血液透析も検討する
  • 薬剤が原因と疑われる場合は、その薬剤の使用を中止する

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