はしょうふう
破傷風
破傷風菌が傷口から体内に侵入して、けいれんや呼吸障害などを引き起こす病気
8人の医師がチェック 134回の改訂 最終更新: 2024.06.04

破傷風

破傷風は神経に対する毒をもつ破傷風菌が原因となる感染症です。けいれんを引き起こし、ときに死に至ることもあります。このページでは破傷風の症状や予防、治療などについて説明します。

破傷風とはどんな病気か?症状、予防接種、治療などについて

破傷風は神経に対する毒をもつ破傷風菌が原因となる感染症です。けいれんを引き起こし、ときに死に至ることもあります。このページでは破傷風の症状や予防、治療などについて説明します。

破傷風の症状について:口が開かない、身体が痙攣するなど

破傷風になると破傷風菌のつくる毒素が全身を冒すためさまざまな症状がみられます。この毒素は神経に影響を与えるため、開口障害やけいれん(強直性痙攣)なども起こることが破傷風に特徴的です。

破傷風の検査、診断について

破傷風は命にかかわる重い病気ですので、できるだけ早く治療する必要があります。そのためには迅速かつ正確な診断が望まれます。破傷風が疑われた人はどんな検査を受けることになるのでしょうか。

破傷風の治療と予防について:免疫グロブリン、トキソイド、予防接種(ワクチン)など

破傷風はとても死亡率が高い病気です。現代の治療をもってしても感染者の20-50%程が亡くなってしまいます。できるだけ早くから治療を行うことで救命率が上がりますが、なによりも予防接種を打っておくことが重要です。

破傷風に関する注意点:予防接種(ワクチン)、傷の処置など

破傷風はとても重症な感染症ですが、予防接種によってほとんどの感染を予防することができます。また、破傷風の原因となる破傷風菌は傷口から体内に入ってきます。このページでは、破傷風にかからないようするためのポイントや、破傷風が疑われた時の受診のポイントについて説明します。