かんせつりうまち
関節リウマチ
免疫の異常により関節の腫れや痛みが起こる病気
14人の医師がチェック 153回の改訂 最終更新: 2024.06.07

関節リウマチの治療法はどうやって選ぶ?

関節リウマチの治療法は薬物療法と手術療法に分けられます。基本的には薬物療法が中心に行われますが、関節の変形により日常生活を起こるのが難しい場合には手術療法が選択されます。

関節リウマチの診療はリウマチ・膠原病内科、整形外科で受けられます。またリウマチ領域の経験を十分積んでいる医師(リウマチ専門医)をリウマチ学会が認定しています。リウマチ専門医のいる病院はMEDLEYでも検索できます。

関節リウマチの治療法としては以下のものがあります。

  • 薬物療法
  • 手術療法

治療は基本的に薬物療法が中心に行われます。しかし、関節の変形により日常生活を送るのが難しい場合には手術療法が考慮されます。薬物療法、手術療法に関しては「関節リウマチの治療はどんな薬?」「関節リウマチの手術はどんな手術?」のページで詳しく説明していきます。

関節リウマチの診療は基本的にはリウマチ内科、膠原病(こうげんびょう)内科、整形外科で行われることが多いです。その中でどの科の先生が診察するかは地域差があります。東日本ではリウマチ内科または膠原病内科の先生が、西日本では整形外科の先生が診察する傾向にあります。しかし、全国的にリウマチ内科、膠原病内科の先生が不足している現状もあり、一般内科の先生が診療にあたることも珍しくありません。

日本リウマチ学会に認定されたリウマチ・膠原病領域専門の医師をリウマチ専門医といいます。リウマチ専門医になるためにはリウマチ・膠原病領域の十分な経験と知識が必要とされます。リウマチ専門医が所属している病院・クリニックをMEDLEYの以下のページで検索できます。

全国の関節リウマチ・リウマチ専門医に関連する診療科の病院・クリニックを探す

残念ながら、関節リウマチは現在の医療でも完治することが難しい病気です。しかし、近年新しい薬がたくさん開発されており、薬を継続すれば、かなり多くの人で症状がない状態を維持することができるようになりました。この状態を寛解(かんかい)と呼びます。寛解に至れば、関節リウマチを患っていない人たちと同じように生活を送ることができます。

高血圧の治療などと同じように、関節リウマチの治療でも薬を飲み続けなければいけないことが多いです。最近、治療後に症状がなくなった方の一部で、薬を中止後もその状態を維持できる方がいることが分かっています。しかし、薬の中止をした後にしばらく経って再び症状が現れる(再燃する)ことも多く、薬の中止の判断は主治医の先生とよく相談して決める必要があります。処方された薬を自己判断でやめたり量を減らして飲んだりすることは危険です。

近年、どこの病院でも一定水準以上の医療を受けられるようにするため、さまざまな病気に対して治療指針が作成される時代となっています。関節リウマチも例外ではありません。日本リウマチ学会、アメリカリウマチ学会、ヨーロッパリウマチ学会がそれぞれ治療指針を出しています。いずれも過去の論文や治療のデータをもとに作成されているので、それぞれで大きな違いはありません。