シプロキサン注400mgに関係する解説
ニューキノロン系抗菌薬
- シプロキサン注400mgは、ニューキノロン系抗菌薬に分類される。
- ニューキノロン系抗菌薬とは、細菌の増殖に必要な酵素を阻害して殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。
ニューキノロン系抗菌薬の代表的な商品名
- ジェニナック
- アベロックス
- オゼックス
- シプロキサン
- クラビット
商品名 | シプロキサン注400mg |
---|---|
一般名 | シプロフロキサシン注射液 |
薬価・規格 | 1892.0円 (400mg200mL1袋) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
製造会社 | バイエル薬品 |
ブランド | シプロキサン錠100mg 他 |
YJコード | 6241400A6024 |
レセプト電算コード | 622446501 |
浮腫、下痢、AST上昇、ALT上昇、紅斑、発疹、そう痒、末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、じん麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急激な腎機能悪化、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、重篤な低血糖、痙攣、骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、間質性腎炎、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、錯乱、抑うつ、精神症状、重症筋無力症悪化、血管炎、QT延長、心室頻拍、Torsades de pointes、大動脈瘤、大動脈解離
クレアチニン上昇、頭痛、貧血、嘔気、胃不快感、眼内異物感、めまい、注射部位反応、血管痛、静脈炎、炎症、高血糖、発赤、筋無力症、無力症、過敏症、光線過敏症、固定薬疹、血清病様反応、結節性紅斑、血尿、結晶尿、BUN上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、頻脈、失神、ほてり、低血圧、片頭痛、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、赤血球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、白血球増加、消化不良、膵炎、食欲不振、腹部膨満感、嘔吐、口内炎、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、耳鳴、視覚異常、眠気、不眠症、不安、発汗、悪夢、幻覚、精神病、失調、末梢性ニューロパシー、しびれ感、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、振戦、関節痛、モニリア症、胸痛、背部痛、関節障害、倦怠感
薬剤名 | 影響 |
---|---|
CYP1A2の基質となる薬剤 | 代謝を阻害し血中濃度を上昇 |
ケトプロフェン<注射剤・坐剤> | 痙攣 |
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 | 痙攣 |
ジクロフェナク | 痙攣 |
アンフェナク | 痙攣 |
プロピオン酸系NSAIDs<ケトプロフェン注射剤・坐剤とは併用禁忌> | 痙攣 |
ロキソプロフェン | 痙攣 |
プラノプロフェン | 痙攣 |
ザルトプロフェン | 痙攣 |
チザニジン塩酸塩 | Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・めまい、作用を増強 |
テオフィリン | 作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇 |
アミノフィリン製剤 | 作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇 |
ロミタピドメシル酸塩 | 血中濃度が著しく上昇 |
カフェイン | 血中濃度が上昇 |
デュロキセチン塩酸塩 | 血中濃度が上昇 |
シクロスポリン | 相互に副作用<腎障害等>が増強 |
ワルファリン | 作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長 |
スルホニルウレア系薬剤 | 作用を増強し低血糖 |
グリメピリド | 作用を増強し低血糖 |
グリベンクラミド | 作用を増強し低血糖 |
ロピニロール塩酸塩 | Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇 |
メトトレキサート製剤 | 血中濃度が上昇し作用が増強 |
1a群不整脈用剤 | QT延長 |
キニジン | QT延長 |
プロカインアミド | QT延長 |
3群不整脈用剤 | QT延長 |
アミオダロン | QT延長 |
ソタロール | QT延長 |
クロザピン | 経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇 |
オランザピン | 経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇 |
シルデナフィル | Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇 |
フェニトイン | 血中濃度が低下 |
副腎皮質ステロイド剤<注射剤・経口剤> | 腱障害のリスクが増大 |
プレドニゾロン<注射剤・経口剤> | 腱障害のリスクが増大 |
ヒドロコルチゾン<経口剤及び注射剤> | 腱障害のリスクが増大 |
プロベネシド | 本剤のt1/2の延長とAUCの増加 |