あせとんけっしょうせいおうとしょう(しゅうきせいおうとしょう)

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)

激しい嘔吐を繰り返す小児の病気で、周期性嘔吐症とも呼ばれる

病気に関連する診療科の病院を探す
11人の医師がチェック 46回の改訂 最終更新: 2017.06.15

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)の基礎知識

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)について

  • 激しい嘔吐を繰り返す小児の病気で、周期性嘔吐症自家中毒とも呼ばれる
    • 脂肪を分解してエネルギーを補う際に出てくるアセトンが血液中に過剰に増えることが原因
    • アセトンが増加する原因は不明
    • 片頭痛と関連していると言われている
  • 2〜10歳の子供の2%程度に診られ、思春期になると多くは自然に治る 
    • 6歳ごろがピーク
  • 周期性嘔吐症の子供の30%は片頭痛を患う
  • 精神的ストレスや緊張、感染症何らかの病原体が引き起こす病気。細菌、ウイルス、真菌などが原因となることが多い。人から人へ直接うつらないものも含めた総称、疲労、月経などが引き金となって発症症状や病気が発生する、または発生し始めることすることが多い
  • やせ傾向の乳幼児が早朝空腹時に起こしやすい
  • 数年の経過により自然に治癒病気が、それ以上の治療を必要としない状態になること。完治とほぼ同じ意味する

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)の症状

  • 主な症状
    • 嘔吐
    • 腹痛
    • 食欲不振
    • だるさ
  • 症状が起こる前に急に元気がなくなったり、腹痛が前兆となったりする
  • 吐物や呼気からは、リンゴの発酵したような臭い(アセトン臭)がする
    • 発作比較的急激に、症状が一定時間あらわれること。その後の時間経過や適切な治療によって、症状が無くなりやすいものを指すことが多いが年に何回も起こる

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)の検査・診断

  • 症状の聴取
  • 他の嘔吐を起こすような疾患がないことを確認する
    • 尿検査
    • 血液検査
    • 腹部超音波検査空気の細かな振動である超音波を使って、腹部の状態を調べる検査   など

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)の治療法

  • 他の原因で嘔吐していないか、確認することが大切
  • 安静と輸液点滴に使用する薬剤で、水分、電解質、栄養補給などの目的で使用するためのもの。また、それによる治療のことで全身状態を安定させる
  • 脱水を改善させ糖分を補うことにより、1回の症状は1-3日の間に落ち着くことが多い
    <予防>
    • 夕食をとらずに寝ると発症症状や病気が発生する、または発生し始めることする危険が高いので、絶対に避ける
    • チョコレートなど脂肪分が多いものの摂りすぎも発症の誘因病気の症状を引き起こす引き金。必ずしも病気の原因ではない(例として、運動は喘息の誘因だが原因ではない)になるので注意が必要

アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)のタグ