気管支炎の症状について:咳、痰、発熱、息苦しさなど
気管支炎は肺への空気の通り道である
1. 急性気管支炎の症状
大きく分けて、気管支炎には数日から数週間単位で
単に気管支炎といった場合には急性気管支炎を指すことが多く、その原因は
【急性気管支炎の症状】
- 咳
- 痰
- 発熱
- 悪寒
倦怠感 など
急性気管支炎の際に、喉の痛みや鼻水などの症状が出ることもあります。しかし、これらは「急性上気道炎(かぜ症候群)」の症状であり、純粋な急性気管支炎の症状とは言えません。ただし、喉や鼻といった
上記のような症状で心配な人は、内科や小児科などを受診してください。急性気管支炎の多くは様子見で改善するため、症状が軽度であれば必ずしも医療機関にかかる必要はありません。また、かかるにしても呼吸器内科や
新型
2. 慢性気管支炎の症状
単に気管支炎といった場合、通常は急性気管支炎を指します。一方で、タバコが原因で発症するCOPD(肺気腫)などのように慢性気管支炎という状態も存在します。慢性気管支炎では月〜年単位で気管支の炎症が持続し、以下のような症状が出現します。
【慢性気管支炎の症状】
- 咳
- 痰
- 息切れ
- 体重減少 など
これらの症状が長引くときには、まずはかかりつけ医あるいは呼吸器内科のお医者さんに相談してください。また、慢性気管支炎の原因としては喫煙によるものが有名です。もし喫煙しているならば、今日からでもさっそく禁煙してください。喫煙本数を少しずつ減らそうとするのは禁煙失敗に繋がりやすく、気管支炎の治療としても不適切です。禁煙すると思い立ったら、完全に禁煙するようにしてください。自力で禁煙するのが難しい人は、禁煙外来でお医者さんとも相談しつつ、禁煙補助薬の力も借りてチャレンジすることもできます。(禁煙外来を行なっている医療機関はこちらから調べられます。)