ばていじん
馬蹄腎
腎臓の先天的な形態異常で、左右の腎臓の下部がつながっている状態
6人の医師がチェック 41回の改訂 最終更新: 2018.01.02

馬蹄腎の基礎知識

POINT 馬蹄腎とは

馬蹄腎は左右の腎臓がくっついて一つになった状態で、その名は一つになった腎臓の形が馬の蹄に似ていることに由来します。無症状のこともあれば、感染症や腎臓の機能が低下する原因になることがあり、左右の腎臓がつながった部分を手術で切り離すことが治療になります。馬蹄腎の疑いがあると言われた人は泌尿器科を受診して治療の必要性があるかを調べてもらうことが重要です。

馬蹄腎について

  • 腎臓の先天的な形態異常で、左右の腎臓の下部がつながっている状態
    • 左右の腎臓が下側で融合してU字型の形状となり、その形が馬の蹄鉄に似ていることから馬蹄腎とよばれる
    • 胎生期の腎臓の発生過程でおこることが多い
    • 遺伝が関係していると考えられている
  • 発生頻度はおよそ2,000人に1人
  • 以下のような腎臓の病気や異常を合併することが多い

馬蹄腎の症状

  • 馬蹄腎自体は多くの場合で無症状
    • 合併症が起こると血尿、腹痛、腰痛などの症状が出てくる

馬蹄腎の検査・診断

  • 画像検査を行う
    • 腹部超音波検査
    • CT検査
    • 排泄性尿路造影検査
  • さらに詳しい検査が必要な場合は
    • MRI検査
    • 血管造影検査
    • 腎シンチグラフィ

馬蹄腎の治療法

  • 無症状の場合は治療はせずに様子を見る
  • 合併症が頻発したり症状が出るような場合は手術を行う
    • 繋がっている腎臓を切り離したり(頬部離断術)
    • 尿の通り道を修復したりする(腎盂形成術)

馬蹄腎のタグ

馬蹄腎に関わるからだの部位

医師登録をしてMEDLEYの編集に協力する