ていりゅうせいそう
停留精巣
本来は陰嚢の中にある精巣(睾丸)が、お腹の中にある状態。男の子(赤ちゃん)に起こる
9人の医師がチェック 105回の改訂 最終更新: 2018.01.02

停留精巣の基礎知識

POINT 停留精巣とは

停留精巣(ていりゅうせいそう)は精巣が陰のう内になくお腹の中などにある状態です。精巣はもともとお腹の中にあって胎児の時に陰のう内に収まりますが、停留精巣は、その途中で止まってしまった状態です。停留精巣は新生児の時に発見されますが、その後下降してくることがあるのですぐに治療をせず1-2歳まで様子をみてそれでも精巣が下降しないときは手術で精巣を陰のう内に収めます。停留精巣を指摘された場合は、小児科小児外科泌尿器科などを受診して定期的に精巣の位置を確認しておき治療のタイミングを図っておくことが大切です。

停留精巣について

  • 本来は陰嚢の中にある精巣(睾丸)が、お腹の中にある状態
    • 精巣は胎児のころはお腹にあり、成長するとともに陰嚢の中にまで下りる
    • 下りるはずの精巣が何らかの理由で止まってしまうことで起こる
  • 低体重で生まれたり、早産の場合は起こる確率が上がる
  • 精巣腫瘍ができやすくなると言われている
  • 精巣がお腹の中にあり続けると不妊や鼠径ヘルニア精巣捻転症などを引き起こす危険度があがる
  • 停留精巣を精巣内に戻す目的
    • 精巣が陰嚢の中にあることで、腫瘍を早期発見することもできる
    • 温度の高いところでは精巣機能は低下するため
      ・お腹の中は体温の影響で温度環境が高く、陰嚢内は低い

停留精巣の症状

  • 精巣が陰嚢内に認められない
    • 自覚症状が出ることはなく、医師による診察や家族の指摘で見つかる

停留精巣の検査・診断

  • 超音波検査
    • 精巣の位置を調べる
  • MRI検査
    • 精巣の位置を詳しく調べる

停留精巣の治療法

  • 1歳ごろまでは経過観察し、精巣が陰嚢に降りてこなければ2歳ごろまでに手術を行う
    • お腹の中にある精巣を見つけて、陰嚢の中に固定する手術を行う


停留精巣のタグ


停留精巣に関わるからだの部位

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