停留精巣 - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)
ていりゅうせいそう
停留精巣
本来は陰嚢の中にある精巣(睾丸)が、お腹の中にある状態。男の子(赤ちゃん)に起こる
9人の医師がチェック 108回の改訂 最終更新: 2022.05.30

停留精巣の基礎知識

POINT 停留精巣とは

精巣はもともとお腹の中で発生し、胎児の時に下降して陰のう内に収まります。停留精巣(ていりゅうせいそう)はその過程が途中で止まってしまった状態です。停留精巣は新生児の時に発見されますが、その後下降してくることがあるのですぐに治療をせず、1歳から2歳まで様子をみます。それ以降も、精巣が下降しないときには精巣を陰のう内に収める手術を行います。停留精巣を指摘された子どもは、小児科、小児外科、泌尿器科などを定期的に受診して、治療の必要性の有無や時期などを相談してください。

停留精巣について

  • 本来は陰嚢の中にある精巣(睾丸)が、お腹の中にある状態
    • 精巣は胎児のころはお腹にあり、成長するとともに陰嚢の中にまで下りる
    • 下降するはずの精巣が何らかの理由で止まってしまった状態
  • 低体重で生まれたり、早産の場合は起こる確率が上がる
  • 精巣腫瘍ができやすくなると言われている
  • 精巣がお腹の中にあり続けると不妊や鼠径ヘルニア精巣捻転症などを引き起こす危険度があがる
  • 停留精巣を精巣内に戻す目的
    • 精巣が陰嚢の中にあることで、精巣腫瘍の早期発見が可能に
    • 温度の高いところでは精巣機能は低下するため
      • お腹の中は体温の影響で温度環境が高く、陰嚢内は低い

停留精巣の症状

  • 精巣が陰嚢内に認められない
    • 自覚症状が出ることはなく、医師による診察や家族の指摘で見つかる

停留精巣の検査・診断

  • 超音波検査
    • 精巣の位置を調べる
  • MRI検査
    • 精巣の位置を詳しく調べる

停留精巣の治療法

  • 1歳ごろまでは経過観察し、精巣が陰嚢に降りてこなければ2歳ごろまでに手術を行う
    • お腹の中にある精巣を見つけて、陰嚢の中に固定する手術を行う

停留精巣の経過と病院探しのポイント

停留精巣が心配な方

停留精巣を詳しく調べてくるのは泌尿器科か小児科になります。小児科での定期健康診断でみつかることも少なくありません。治療が必要な停留精巣が見つかった場合には、泌尿器科で手術が行われます。

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