たーなーしょうこうぐん
ターナー症候群
女性における性染色体の異常によっておこる病気。低身長や無月経の原因となる。
6人の医師がチェック 18回の改訂 最終更新: 2018.03.13

ターナー症候群の基礎知識

ターナー症候群について

  • 女性における性染色体の異常によって起こる病気
    • 2,000-3,000人に1人程度の割合と言われている
  • 卵巣の機能がない
    • 月経がなく、妊娠をすることができない
  • 12歳を超えても乳房の膨らみがなく、16歳を超えても初潮が来ない場合はターナー症候群を疑うことが多い
  • 大動脈縮窄症大動脈弁閉鎖不全症大動脈弁狭窄症などの心臓の病気や、馬蹄腎などの腎臓の病気になることが多い
  • 糖尿病にもなりやすいことが分かっている

ターナー症候群の症状

  • 主な症状
    • 低身長
    • 無月経
    • 二次性徴の欠如
      ・恥毛、陰毛の発生や乳房の発育がない
  • その他にも首が短く広がる、目が大きいなどの特徴がある
  • 大動脈狭窄症や、大動脈二尖弁などの先天性心疾患合併することがある

ターナー症候群の検査・診断

  • 遺伝子検査を行い、性染色体が本来と違って「XX」ではなくて「X」1つであることを確認する

ターナー症候群の治療法

  • 低身長に対して、成長ホルモン補充療法を行う
  • 二次性徴の欠如に対しては女性ホルモン(エストロゲン+プロゲステロン)の投与の投与を行う

ターナー症候群に関連する治療薬

下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)

  • 成長ホルモンを体内に補うことで、低身長、骨の異常、筋力低下などの症状を改善する薬
    • 下垂体から分泌される成長ホルモンは背を伸ばしたり、筋肉、骨などを強くしたりする働きをもつ
    • 何らかの理由により成長ホルモンの分泌が不足すると、低身長や骨の変形などの症状があらわれる場合がある
    • 本剤は成長ホルモン製剤であり不足している成長ホルモンを体内に補う作用をあらわす
  • 慢性腎不全などにおける成長ホルモンの補充目的で使用する場合もある
下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)についてもっと詳しく

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