サルコイドーシスの治療について:治療方針、ステロイド薬の使用など
サルコイドーシスは自然に治ることもあるので、症状がなければ治療をせずに様子見になります。一方で、症状が強い人や、心臓、眼、神経など障害が起きると生活の質に大きく関わる臓器に病気ができた人には
1. サルコイドーシスの治療
サルコイドーシスの治療内容は症状の程度や病気ができた場所に応じて決められます。
治療をせずとも自然に良くなることもあるので、症状がない場合には何もせず、様子を見ていきます。一方で、症状が強い人や、心臓、眼、神経など障害が起きると生活の質に大きく関わる臓器に病気ができた人には薬物治療が検討されます。薬物治療ではステロイド薬を使います。
治療を開始した直後は、治療効果や副作用がないかをこまめに確認するため、1-2週間に1回程度の通院が必要になります。治療効果があらわれ、副作用がないことを確認できれば、通院頻度は伸びていき、最終的には2-3ヶ月に1回程度の通院になることが多いです。
2. ステロイド薬とは

ステロイド薬はサルコイドーシスの中心的な治療薬です。具体的にはプレドニゾロン、メチルプレドニゾロン(商品名:メドロール®)、ベタメタゾン(商品名:リンデロン®)などが薬剤が用いられます。剤型には
3. ステロイド薬の副作用とは
ステロイド薬による治療を受ける際には副作用に注意が必要です。代表的な副作用としては、次のものがあります。
【ステロイド薬の副作用】
感染症 にかかりやすくなる血糖 が上昇する- 血圧が上昇する
- 体重が増加する
コレステロール が上昇する- 眠れなくなる
- 気分が落ち込む
- 骨がもろくなる
ステロイド薬を使用する場合には、これらの副作用を防ぐために、予防的に薬を飲むことがあります。例えば、感染症にかかりやすくなることへの対策としてはST合剤(エスティーごうざい)などの
4. ステロイド薬以外の治療について
サルコイドーシスは
他にもサルコイドーシスが原因で不整脈が起きてしまっている場合には、
5. サルコイドーシスのガイドラインはあるか
近年、どこの病院でも一定水準以上の医療を受けられるようにするため、さまざまな病気に対して診療の手引きが作成される時代となっています。この診療の手引きを