にょうのかいすうのへんか
尿の回数の変化

尿の回数の変化の基礎知識

概要

尿の回数が増えて、少しずつ何回も出る病気には、膀胱炎過活動膀胱があります。逆に尿の量が経るのが、腎不全や脱水の時です。加齢によってトイレが近くなることは皆にある変化ですが、そのせいで夜眠れないなど悪影響が出ているときには、薬で尿の回数を減らすなどの治療が行われます。一般内科のかかりつけ医でも対応は可能ですが、初めて受診するのであれば泌尿器科が適切です。

原因とメカニズム

尿の回数が増える原因はいくつかあります。例えば膀胱炎では、炎症によって膀胱の粘膜が刺激を受けるため、尿が近くなります。

排尿した後も膀胱内に尿が残っていることが原因の可能性もあります。残尿と呼ぶのですが、前立腺肥大症糖尿病前立腺がんが原因で残尿が起こります。

当然尿の量自体が増えて、尿の回数が増えることもあります。水の飲み過ぎであることが多いのですが、稀に尿崩症という病気が原因のこともあります。

過活動膀胱神経因性膀胱の一種)では、神経がうまく働かなくなり、自分の意思と関係なく排尿筋が収縮する状態です。

尿の回数が減る原因は、尿量が減ることです。

症状から考えられる病気

尿が白く濁っている

膀胱炎の可能性があります。

排尿時に痛みがある

膀胱炎の可能性があります。

高齢、背中の怪我や病気・手術、脳卒中を経験した

過活動膀胱神経因性膀胱の一種)の可能性があります。

尿のキレが悪い

前立腺肥大症の可能性があります。また前立腺肥大症には、前立腺がんが隠れていることもあります。

受診の目安

尿が白く濁っている
排尿時痛がある
1日に8回以上トイレに行く
夜間1回はトイレに行くために起きる

診療科

泌尿器科

尿のトラブルは、泌尿器科が適しています。

検査

尿検査

膀胱炎の診断・治療の役に立ちます。

直腸診

肛門から指を入れて、腸の壁越しに前立腺を触って、肥大していないか調べます。

腹部超音波検査

前立腺肥大症の診断の役に立ちます。

治療

病気に応じた治療が行われます。

セルフケア

膀胱炎や残尿、過活動膀胱が原因の場合は、自分でできることは少ないです。水の飲み過ぎによって尿の量が多くなっている場合は、飲む水の量を減らしましょう。



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