とっぱつせいほっしん(しょうにばらしん)
突発性発疹(小児バラ疹)
発熱と発疹を伴う感染症。多くの小児が一度は経験する
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最終更新: 2024.06.04
突発性発疹(小児バラ疹)の基礎知識
POINT 突発性発疹(小児バラ疹)とは
発熱のあとに発疹が現れる病気です。多くの子どもが一度は経験します。ヒトヘルペスウイルス6型、7型が原因だと考えられています。突発性発疹になると高い熱が3日から7日間出て、解熱とともに全身に発疹が現れます。発疹の跡が残ることは基本的にはありません。問診と身体診察で診断され、血液検査は必要ではないことが多いです。基本的には解熱剤を中心とした対症療法(症状を和らげる治療)を行います。突発性発疹が疑われ心配な人は小児科や皮膚科を受診してください。
突発性発疹(小児バラ疹)について
- 多くの小児が一度は経験する、発熱と
発疹 を伴う感染症 - ヒト
ヘルペスウイルス (HHV)6型、7型の感染- HHV6型の方が原因となることが多い
- ヒトヘルペスウイルス6型の
潜伏期間 は9〜10日間
- まれだが、ヒトヘルペスウイルス7型やその他の
ウイルス が原因で、2回以上突発性発疹にかかることがある
- ヒト
- 90%は1才未満でかかり、特に生後6か月から1才くらいまでにかかる
- 1歳以降のやや遅い時期に罹患する例も最近は増えている
突発性発疹(小児バラ疹)の症状
突発性発疹(小児バラ疹)の検査・診断
- 基本的には
問診 と診察から診断を行う- 高熱の後に
発疹 がでる症状 が特徴的 - 血液検査などで診断を確定させるのは、特別な事情がない限り行われない
- 高熱の後に