とっぱつせいほっしん(しょうにばらしん)
突発性発疹(小児バラ疹)
多くの小児が一度は経験する、発熱と発疹を伴う感染症
13人の医師がチェック 57回の改訂 最終更新: 2018.02.12

突発性発疹(小児バラ疹)の基礎知識

突発性発疹(小児バラ疹)について

  • 多くの小児が一度は経験する、発熱と発疹を伴う感染症
    • ヒトヘルペスウイルス(HHV)6型、7型の感染
      ・HHV6型の方が原因となることが多い
    • まれだが、ヒトヘルペスウイルス7型やその他のウイルスが原因で、2回以上突発性発疹にかかることがある
  • 90%は1才未満でかかり、特に生後6か月から1才くらいまでにかかる
    • 1歳以降のやや遅い時期に罹患する例も最近は増えている
詳細な情報を見る

突発性発疹(小児バラ疹)の症状

  • 主な症状
    • ヒトヘルペスウイルス6型の潜伏期間は9〜10日間
    • 突然の発熱(39~40℃)で発症する
    • 軽度の咳や下痢などの風邪症状を伴うことがある
    • 発熱が3~7日続いた後、解熱するタイミングで全身に発疹が出る
    • 発熱中が最も感染力が高く、発疹が出て突発性発疹と診断がついた時点では、すでに感染力が低下している
  • 発疹は小さなプツプツとした紅斑が多く、3~4日で治り、跡が残ることは基本的にない
  • 高熱に比して元気な場合が多いが、発疹が出る頃から機嫌が悪くなることが多い
  • まれではあるが日本人では10%ほどが熱性けいれん(発熱時のけいれん)を合併する
症状の詳細

突発性発疹(小児バラ疹)の検査・診断

  • 基本的には問診と診察から診断を行う
    • 高熱の後に発疹がでる症状が特徴的
    • 血液検査などで診断を確定させるのは、特別な事情がない限り行われない
検査・診断の詳細

突発性発疹(小児バラ疹)の治療法

  • 主な治療法
    • 解熱剤、輸液など必要に応じて対症療法を行う
    • ウイルス感染症であるため、抗生物質は無効である
    • 解熱鎮痛薬を使うとライ症候群が起こる危険があるために、アスピリンの使用は避けるようにした方が良い
  • 基本的には経過良好な疾患であり、対症療法以外の特別な治療は必要がない
    • 熱性痙攣が起こる場合も、数分内におさまって意識が回復する場合には心配がない
    • 登園の目安は「解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと」とされているが、保育園によって方針が異なるため確認が必要
治療法の詳細

突発性発疹(小児バラ疹)のタグ

診療科
からだ
医師登録をしてMEDLEYの編集に協力する