けっせんせいがいじかく
血栓性外痔核
肛門周囲の血管の中に血のかたまりができ、しこりのようになった状態
5人の医師がチェック 94回の改訂 最終更新: 2017.12.06

血栓性外痔核の基礎知識

血栓性外痔核について

  • 肛門周囲の血管の中に血のかたまりができ、しこり(痔核)のようになった状態
  • 肛門周囲の静脈内で血のかたまり(血栓)ができていることが原因で起こる
  • その他の原因
    • 下痢や便秘で強くいきむ
    • アルコール
    • 運動
  • 下痢や便秘を起こしやすい人に多い
  • 肛門の出口付近にパチンコ玉ほどの大きさの血栓ができ、ジンジンと痛む
  • 肛門を休めてあげることが大事であるので、以下のことは控える
    • 肛門に負担がかかるような運動
    • 長時間イスに座る
    • 刺激物を食べる
    • 過度の飲酒を行う   など

血栓性外痔核の症状

  • ジンジンとした重苦しい鈍痛が起こる
  • 痛みのために肛門の力が入らない
  • 肛門周囲に、青黒く透けて見える部分ができる

血栓性外痔核の検査・診断

  • 症状の問診と肛門の状態の診察から診断される

血栓性外痔核の治療法

  • 保存的治療
    • 肛門を入浴やカイロの使用で暖めて、血行を良くする
      ・カイロを使用する場合は低温やけどに細心の注意を払う必要がある
    • 痔の軟膏(消炎鎮痛薬、ステロイド薬など)を腫れている部位に塗り安静にする
    • 痛みが強ければ痛み止めの薬を使用
  • 手術
    • 腫れ、痛みがひどい時は血栓除去術
      ・局所麻酔をかけて、血管を切り、血栓を取り除く

血栓性外痔核の経過と病院探しのポイント

血栓性外痔核が心配な方

血栓性外痔核は、肛門のそばにご自身で触れられるしこりとその部位の強い痛みが特徴です。このような症状に該当してご心配な方は外科のクリニックでの受診をお勧めします。外痔核は外科の病気の中ではよくあるものですから、一般外科の医師であれば初期対応は可能です。

ただし、一部の医療機関では痔に関連した病気を特に専門としているところもあります。肛門科や大腸外科を掲げているクリニックなどは、専門性が高い医療機関だと考えて良いでしょう。

血栓性外痔核の診断は診察で行います。レントゲンやCTといった画像検査で診断することはできません。したがって、血栓性外痔核の診断という面から、特殊な医療機関を選ぶ必要はありません。

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血栓性外痔核でお困りの方

血栓性外痔核の治療は、ごく軽いものであれば軟膏や座薬で対応することもできますが、基本的には外科処置(手術)で血栓を取り除くことになります。医療機関によって普段からこのような処置をやり慣れているところとそうでないところがありますので、事前に調べたり、痔の治療が受けられるか問い合わせをしたりした上で受診すると良いでしょう。

肛門科や大腸外科を掲げているところや、痔の治療を宣伝しているところでは専門的な治療が受けられると考えられますが、それ以外の病院だと、軟膏や座薬以上の治療に対応できないこともあり得ます。

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