まんせいこうじょうせんえん(はしもとびょう)
慢性甲状腺炎(橋本病)
自分の免疫の異常によって甲状腺が炎症を起こし、甲状腺の細胞が破壊される病気
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最終更新: 2019.01.09
慢性甲状腺炎(橋本病)の基礎知識
POINT 慢性甲状腺炎(橋本病)とは
免疫の異常によって甲状腺に炎症が起こり、甲状腺が破壊される病気です。女性に多く、中年の人の10人に1人が橋本病だと言われています。慢性甲状腺炎になると、甲状腺の腫れ、声がれ、むくみ、皮膚の乾燥などさまざまな症状が現れます。慢性甲状腺炎が疑われる人には血液検査や画像検査(超音波検査や甲状腺シンチグラフィなど)が行われます。軽症であれば治療を行わずに経過を見れることもありますが、甲状腺機能が低下している場合には甲状腺ホルモンを内服します。慢性甲状腺炎が疑われる人は内分泌内科を受診してください。
慢性甲状腺炎(橋本病)について
- 自分の免疫の異常によって甲状腺が炎症を起こし、甲状腺の細胞が破壊される病気
- 甲状腺を攻撃する抗体ができてしまう自己免疫疾患の一種
- 甲状腺の細胞が破壊されることで、甲状腺の機能が落ちてしまう
- ただし、軽症であれば甲状腺の機能は正常であったり、ときに甲状腺の機能が一時的に亢進している場合もある
- 中年女性の10人に1人が橋本病と言われている
- 女性に多い(男性の20倍)
- 20歳代〜40歳代に多い
慢性甲状腺炎(橋本病)の症状
慢性甲状腺炎(橋本病)の検査・診断
慢性甲状腺炎(橋本病)の治療法
- 橋本病であっても、甲状腺機能が正常であれば必ずしも治療は行わなくて良いが、将来機能低下になる場合があるので経過観察は必要
- 甲状腺機能が低下している場合の治療
- 薬物療法:甲状腺ホルモンの薬を飲む
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