たもうしょう
多毛症
毛が多いまたは硬毛である状態
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最終更新: 2022.03.29
多毛症の基礎知識
POINT 多毛症とは
毛が多いまたは硬毛(毛が硬い)状態です。男性ホルモンが過剰に作られたり、男性ホルモンの効果が強まることによることが原因だと考えられています。全身性の病気(皮膚筋炎や甲状腺機能低下症、クッシング症候群など)や薬剤(ステロイド薬や免疫抑制薬)が原因になります。症状は「ひげが生える」「身体の毛が太くて硬くなる」などで、女性に目立つ傾向があります。診察に加えて血液検査や画像検査が行われます。治療は原因に合わせて行われます。毛が濃いまたは毛が全身に生えてきたといった症状が気になる人は皮膚科を受診してください。
多毛症について
- 毛が多い、または硬毛である状態:多くの場合、毛の数が増えるよりは硬く色が濃くなることで毛が増えたように見える
- 硬毛:頭の毛、眉毛、まつ毛、成人の陰毛、腋毛、成人男性の髭
- 軟毛:色が薄く、軟らかく、短く、細い毛
男性ホルモン が過剰に作られたり、男性ホルモンに対する反応性が高まって発症 する
- 通常、全身性の病気や薬が原因
多毛症の症状
多毛症の検査・診断
問診 - 多毛以外の症状や、薬剤の使用の有無を調べる
- 血液検査
- 血中の
男性ホルモン 量の測定 - 必要に応じて
染色体 検査
- 血中の
- 画像検査:
卵巣 、副腎の腫大 、腫瘍 の有無を調べる腹部超音波検査 腹部CT検査 MRI 検査