ぜんりつせんひだいしょう
前立腺肥大症
前立腺肥大症は前立腺の良性腫瘍です。前立腺肥大により排尿障害などの症状をみとめることを前立腺肥大症といいます
12人の医師がチェック 149回の改訂 最終更新: 2019.01.29

前立腺がんとの違いは?前立腺肥大症の検査について解説

前立腺肥大症の検査では前立腺の大きさや形、尿の出方などを調べます。必要に応じて前立腺がんと区別をするための検査を行います。前立腺肥大症に対して使われる主な検査について解説します。

1. 前立腺肥大症の検査は何科を受診すればいいのか、またどんな検査が行われるのか

前立腺の検査は泌尿器科で行われます。前立腺に異常がある場合には主に次の3つの病気の可能性が考えられます。

この3つの病気では全く治療法が異なるので、前立腺に異常があるときにはどの病気が起きているかを詳しく調べる必要があります。前立腺の異常を疑ったときに行う検査の例を挙げます。必ず全てを行うわけではありません。

  • 問診
  • 直腸診
  • 血液検査(PSA、腎機能
  • 尿検査
  • 画像検査
    • 超音波検査
    • CT検査
    • MRI検査
  • 内視鏡検査
  • 尿流動態検査
  • 前立腺生検

このうちのいくつかの検査を組み合わせて診断は行われ、治療の方法が決まります。
前立腺がんであれば、前立腺をすべて摘出する手術が必要になりますし、前立腺肥大症であれば、前立腺を小さくするために前立腺を削ったり蒸散させたりする治療が行われます。また、前立腺炎抗菌薬抗生物質、抗生剤)や炎症を抑える薬による治療が行われることがあります。
これ以降では前立腺を調べるそれぞれの検査について説明します。

2. 問診:IPSS、QOLスコア、OABスコア

問診は医師からの質問に対して答えることで、症状などを詳しく明らかにすることができます。前立腺肥大症が疑われる人には次のような問診が行われて、重症度などが調べられます。

  • IPSS(国際前立腺症状スコア)
  • QOLスコア
  • OABスコア

耳に馴染みのないものばかりですので、次にそれぞれについて詳しく説明します。

IPSSスコア(国際前立腺症状スコア)

IPSS(国際前立腺症状スコア)は前立腺肥大症の重症度を評価するスコアです。
前立腺肥大症でよくある症状を7つの設問にして、それぞれの程度を5段階で評価し、合計得点を重症度の目安とします。以下でIPSSの採点方法を説明します。

■IPSSの質問項目

1.過去1か月間、排尿後に尿がまだ残っている感じがありましたか?

残尿感

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

2.過去1か月間、排尿後2時間以内にもう一度行かなければならないことがありましたか?

頻尿

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

3.過去1か月間、排尿途中に尿が途切れることがありましたか?

(途絶)

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

4.過去1か月間、排尿をがまんするのがつらいことがありましたか?

(切迫)

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

5.過去1か月間、尿の勢いが弱いことがありましたか?

(尿勢)

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

6.過去1か月間、排尿開始時にいきむ必要がありましたか?

(閉塞)

なし 5回に1回未満 2回に1回未満 2回に1回位 2回に1回以上 ほとんどいつも
0点 1点 2点 3点 4点 5点

7.過去1か月間、就寝後から朝起きるまで普通何回排尿におきましたか?

(夜間)

0回 1回 2回 3回 4回 5回
0点 1点 2点 3点 4点 5点


IPSSは7つの質問に答える形式で前立腺の重症度を推測するための方法です。7つの質問の合計点で前立腺肥大症の程度を推測します。

  • 軽症    :0-7点
  • 中等症:8-19点
  • 重症    :20-35点

IPSSは前立腺肥大症以外の病気でも高い得点つまり重症と判定されることがあります。IPSSは前立腺肥大症の診断の参考になりますが、IPSSだけで前立腺肥大症と自己診断するのは正確とは言えません。このため、他の病気が隠れていないかを医師の診察により確かめておくことも重要です。前立腺肥大症の治療は症状に合わせて適切な治療法が異なるので、治療を始める前にどんな症状がもっとも困るかを明らかにしておくことが大切になります。

QOLスコアとは?

QOLは生活の質(quality of life)の略語です。前立腺肥大症の検査としては、現在の排尿の状況についての満足度に関して自己申告の結果を元に評価します。IPSSの補助としてQOLスコアを用いることがあります。

質問:現在の尿の状態がこのまま変わらずに続くとしたら、どう思いますか?

回答 点数
とても満足 0
満足 1
ほぼ満足 2
なんともいえない 3
やや不満 4
いやだ 5
とてもいやだ 6

QOLの点数は次の3段階に分類して使います。

  • 軽症 :0、1点
  • 中等症:2、3、4点
  • 重症 :5、6点

前立腺肥大症の治療方針を決定するのはIPSSですが、QOLスコアを併用して参考にすることで重症度の判定はより正確なものになります。

OABスコア

過活動膀胱(かかつどうぼうこう)という病気があります。昼夜を問わず頻尿の症状を伴う病気です。過活動膀胱は英語でOveractive Bladderといいます。略してOABという名で呼ばれることもあります。
前立腺肥大症が進行し、長い間治療を行わないと膀胱に負担がかかります。排尿は膀胱の筋肉が収縮し、尿道の筋肉が緩むことで起きますが、尿道に前立腺などの障害物があると排尿を行うたびに膀胱にかなりの負担がかかることになります。膀胱への負担が長期間続くと膀胱の収縮に異常が生じて、しょっちゅう過敏に収縮してしまう状態になってしまいます。この状況を過活動膀胱といいます。

過活動膀胱の症状の悩みが最も大きい場合には、前立腺肥大症の手術を行ったとしても症状が必ず改善するとは限りません。過活動膀胱をともなう場合にはその重症度について調べておき、過活動膀胱の症状が強い場合には手術ではなく薬物治療が優先されることもあります。
過活動膀胱の診断にはOABSS(過活動膀胱質問紙表)という質問票を使います。

OABSSの質問と採点方法は以下のとおりです。

質問 症状 頻度 点数
1 朝起きたときから寝るときまでに、何回くらい排尿をしましたか? 7回以下 0
8-14回 1
15回以上 2
2 夜寝てから朝起きるまでに、
何回くらい排尿をするために起きましたか?
0回 0
1回 1
2回 2
3回以上 3
3 急に尿がしたくなり、
我慢が難しいことがありましたか?
なし 0
週に1回より少ない 1
週に1回以上 2
1日に1回くらい 3
1日に2-4回 4
1日5回以上 5
4 急に尿がしたくなり、
我慢できずに尿をもらすことがありましたか?
なし 0
週に1回より少ない 1
週に1回以上 2
1日1回くらい 3
1日2-4回 4
1日5回以上 5
 

合計得点

 

過活動膀胱の診断基準は、OABSSで質問3の症状が2点以上でかつ合計スコアが3点以上と決められています。

過活動膀胱の重症度はOABSSをもとに次の3段階に分類します。

  • 軽症:    5点以下
  • 中等症:6-11点
  • 重症:  12-15点

前立腺肥大症があると同時に過活動膀胱の症状も大きい場合には、膀胱の収縮と前立腺の閉塞をさらに調べるために尿流動態検査を追加で行う場合があります。

3. 直腸診

前立腺は体の中でも深い場所にあるため、体の外から触ること(触知)はできません。前立腺は直腸と接しているので、肛門から指を入れると直腸越しに前立腺を触ることが可能です。この診察の方法を直腸診といいます。直腸診は、前立腺を触ることにより、前立腺の様子(大きさ・硬さなど)を調べる診察法です。

直腸診のイラスト

■表面の滑らかさ

表面の凹凸の有無がポイントです。前立腺肥大症では表面は滑らかです。前立腺が硬くゴツゴツした感触のときは前立腺がんを疑います。

■前立腺の大きさ

前立腺の正常な大きさは「くるみ大」と表現されます。さらに大きくなると「鶏卵大」などと言われることがあります。現在は直腸診だけでなく超音波検査やMRIなどを使うことで詳細な体積の測定を行うことができます。

4. 血液検査

前立腺肥大症の血液検査の目的は2つです。

前立腺肥大症は、ひどくなると膀胱や腎臓の機能を低下させます。腎機能がすでに低下している場合は前立腺肥大症の治療に加えてさらに腎機能を維持する治療も必要になります。腎機能の低下が著しい場合には、腎臓内科と協力しながら治療を進めることもあります。

腎臓の機能を調べる

前立腺肥大症がかなり進行した状態では、尿が出しにくい状況が続きます。尿は慢性的に膀胱に溜まり、膀胱が拡大していきます。溜まった尿の量が増えると上流の尿管腎盂(じんう)から尿が出て行きにくくなり尿管や腎盂は拡張します(水尿管・水腎症)。尿の渋滞は腎臓の大きな負担になります。尿が出て行かない状態が続くと腎臓の機能が少しずつ低下していきます。場合によっては腎臓の機能が失われることもあります。
腎臓の機能は血液検査で判断されることが多いです。特に重要な検査項目はクレアチニンです。腎機能が悪化するとクレアチニンの数値が上昇します。腎臓の機能は一度悪くなると元に戻らないので、残った腎機能をできるだけ維持することが治療の目標になります。

前立腺がんの可能性を調べる

前立腺肥大症を治療する際には、前立腺がんではないことを確認しておくことも重要です。前立腺肥大症と前立腺がんは異なる病気です。前立腺肥大症が前立腺がんへ変化することはありません。ただし前立腺肥大症と前立腺がんが同時に存在(合併)することはあるので注意が必要です。前立腺肥大症と前立腺がんが同時に存在する場合は前立腺がんに重点をおいた治療に変更されます。
前立腺がんかどうかを区別するために、血液検査のPSAという検査項目が役に立ちます。PSAの値を見ながら前立腺がんを調べる検査を行います。
PSAは前立腺特異抗原(Prostate specific antigen)の略語です。PSAは前立腺にしかない物質です。正常な(前立腺がんではない)男性の血液中にも微量のPSAが存在します。前立腺が破壊されたり、細胞が不完全であったりするとPSAが血液中に放出され、PSAの検査値が上昇します。

前立腺がんの細胞は正常な前立腺細胞に比べて不完全です。前立腺がんはPSAを放出します。このため、PSAは前立腺がんの目印になる「腫瘍マーカー」として広く使われています。ただし前立腺肥大症でもPSAの数値が上昇します。

PSAの基準値は0.0ng/ml - 4.0ng/mlとされます。ngはナノグラムと読みます。1,000,000ngが1mgです。PSAが基準値を上回った時点で前立腺がんがないか詳しく調べる対象とされます。

PSA値が基準値を超えていても必ず前立腺がんが存在するとは限りませんが、前立腺がん悪性腫瘍なので前立腺肥大症より注意して治療を行う必要があります。

5. 画像検査

超音波検査

超音波検査(エコー検査)は前立腺に超音波を当てることで前立腺の画像を描出します。超音波検査では、前立腺の大きさ、がんが疑わしい特徴の有無などを確認します。

超音波検査の方法は2つあります。

  • 経腹的超音波断層法 
  • 経直腸的超音波断層法

解説します。

経腹的超音波断層法はお腹から超音波を当てて前立腺を観察します。プローブという超音波を出す機械を医師が手に持ってお腹に当てます。超音波が伝わりやすいようにお腹にジェルを塗ります。前立腺はお腹の奥にある臓器なので、お腹から見るとやや見えにくいこともあります。その反面、お腹から見る方法は膀胱の中や腎臓も観察できる点、簡便に行える点などの利点があります。

経直腸的超音波断層法には棒状のプローブを使います。棒の先の部分から超音波が出ます。肛門から棒を挿入して直腸越しに超音波を当て、前立腺を観察します。プローブが前立腺のすぐ近くに届くので見やすい画像が写ります。肛門にプローブを入れるのは少し怖いと感じるかもしれませんが、臓器を傷付けたりすることはめったにありません。

MRI検査

MRIは磁気を利用して画像を撮影する検査です。前立腺肥大症の手術の前には必ずしも行われるとは限りません。
MRIは前立腺を観察するのに適しています。前立腺の評価を行う上ではCT検査よりMRI検査の精度が高く、がんの存在する可能性を推定することや、疑わしい場合はその部位などの推定に役立ちます。
前立腺生検の前にはMRIを撮影することが多いです。理由としては、生検の後では、前立腺内に出血があることが多く、MRIにがんと紛らわしく写ってしまうからです。また、生検の前に客観的な情報が多い方が生検の精度が上がると考えられることも、生検前にMRIを撮影する理由の一つです。MRIだけで前立腺がんの確定診断や前立腺がんの否定はできません。MRI検査はあくまで前立腺生検やその後の治療などを行う際の補助的な情報となります。MRI検査はCT検査と違って放射線を使いません。一方で、強力な磁気を利用するため、金属製品(ペースメーカーなど)が体の中に入っている人は使えない場合があります。

6. 内視鏡検査

内視鏡検査は血尿が出ている場合や前立腺の手術を行う前などに行うことがあります。

内視鏡にはたくさんの種類があります。前立腺の検査に使う内視鏡は普通、膀胱鏡と呼ばれています。実際には膀胱まで挿入しなくても前立腺は見えます。尿が出るところ(外尿道口)から尿道まで挿入するので正確には尿道鏡と言うべきかもしれません。とはいえ膀胱の検査に使う内視鏡と同じものです。膀胱鏡と言うかどうかは名称だけの問題です。ここでは膀胱鏡とします。

膀胱鏡では次の点を観察します。

  • 前立腺の状態
  • 膀胱内の尿管口の位置
  • 出血の原因は前立腺以外にないか
  • 膀胱に問題はないか

手術前には前立腺の状態を確認します。内視鏡で観察しておくと多くの情報が得られ、手術を行う際にも有利に働きます。

前立腺肥大症は、前立腺のうちでも内腺という場所が腫大してくることを原因とします。内腺は大きく3つに分かれます。左右と真ん中の3つの部分です。それぞれを側葉と中葉といいます。前立腺肥大では人によって真ん中(中葉)が主体のことも左側(左葉)または右側(右葉)が主体のこともあります。

中葉が肥大している場合は、前立腺を切除する場所が尿管口に近くなることが問題です。尿管口とは、腎臓で作られた尿を膀胱に運ぶ尿管の出口です。近くの尿管口に気づかずに前立腺を切除してしまうと、周りの形が変わって尿管口が閉塞してしまうことがあります。尿管口が閉塞すると尿が流れなくなって腎臓に悪影響を及ぼします。手術の際には非常に注意するべきポイントです。

血尿が出たときの内視鏡検査で重要なのは、血尿の原因を突き止めることです。前立腺肥大症により血尿が出ることはありますが頻度は多いとは言えません。血尿が見つかったときはむしろ膀胱がんなどの悪性腫瘍を念頭に置いて診断を進めます。その際には内視鏡で直接膀胱を観察することが重要です。

7. 尿流動態検査とは?

尿流動態検査(urodynamic study:ウロダイナミック・スタディー)は排尿時の膀胱(ぼうこう)、尿道などの働きを数値化して排尿状態を客観的に評価するために行う検査です。尿流動態検査にはいくつかの方法があります。

  • 尿流測定 
  • 残尿測定
  • 内圧尿流検査
  • 膀胱内圧測定
  • 外尿道括約筋筋電図
  • 腹圧下漏出時圧測定
  • 尿道内圧測定

尿流動態検査は前立腺肥大症の治療の前後で行うことがありますが、すべてを行うわけではありませ。一度に全てを調べられるわけではありません。
上に挙げた中では尿流測定内圧尿流測定が重要です。尿流測定は、専用の特殊なトイレに向かって排尿を行うことで尿の勢いや排尿時間を計測します。尿流量検査では排尿の勢いや排尿時間を測定することができ、内圧尿流検査では排尿障害の原因が膀胱か前立腺のどちらに原因があるかを判断するのに役立ちます。

前立腺肥大症では薬物療法がまず行われます。効果が不十分だった場合は手術療法が検討されます。手術によって効果があるとされるのは前立腺肥大で尿の流れが滞っている場合です。膀胱の機能がもともと弱い場合は、手術で前立腺による閉塞を解除したとしても症状は良くならない可能性があります。そうした場合は手術をする意義が少ない可能性があります。

8.前立腺生検: 前立腺がんの疑いがある場合に行う検査

前立腺がんはPSAという血液中の物質を測定することで発見できます。PSAは前立腺肥大症によっても上昇する場合があり血液検査だけでは判断に迷うことがあります。前立腺がんの疑いが否定できない場合は、さらにMRI検査や前立腺生検を行うことになります。それぞれの検査の詳細に関しては前立腺がんの解説ページで解説しているので参考にしてください。
以下では簡単に前立生検について説明します。

前立腺の針生検

© Cancer Research UK uploader – Diagram showing a transperineal prostate biopsy (2016 CC BY-SA 4.0) / Adapted by MEDLEY Inc.

生検とは体の組織を切り取って顕微鏡で観察する検査です。非常に多くの情報が得られます。生検はさまざまな病気の確定診断に使われます。前立腺生検には前立腺に針を刺して組織を採取します。針を刺す方法には直腸から針を刺す方法(経直腸式前立腺生検)と肛門の近くの皮膚から針を刺す方法(経会陰式前立腺生検)の2通りがあります。いずれも一泊二日程度の入院で検査を行います。

9. 前立腺の検査は入院が必要なのか

前立腺肥大症で行われることがある検査は説明てきたとおり以下のものになります。

  • 問診
  • 直腸診
  • 血液検査(PSA、腎機能)
  • 尿検査
  • 画像検査
    • 超音波検査
    • CT検査
    • MRI検査
  • 膀胱鏡検査
  • 尿流動態検査
  • 前立腺生検

この中で入院が必要になるのは、前立腺生検のみです。前立腺生検は前立腺がんが否定できないときに行われます。一泊二日で行われることが多い検査です。前立腺肥大症を診断するためには必ずしも行わないといけない検査ではありません。前立腺がんの疑いがなく、前立腺生検を行わないときには入院の必要はありません。