2015.10.08 | ニュース

ぎっくり腰の痛みにキネシオテーピングが有効?

ランダム化比較試験により検証

from Clinical rehabilitation

ぎっくり腰の痛みにキネシオテーピングが有効?の写真

腰に急激な痛みを伴うぎっくり腰。画期的な治療法は確立されておらず、安静が唯一の治療法とされています。研究グループは、急性に起こった腰痛に対するキネシオテーピングの効果を検証するための研究を行いました。

◆キネシオテーピングの腰痛に対する効果を検証

急性に起こった腰痛により来院した患者109人を対象とし、キネシオテーピングが腰痛の軽減に寄与するかについて研究を行いました。

キネシオテーピングは、固定するテーピングとは異なり、その伸縮性を用いて筋肉や皮膚の伸縮、患部の治癒病気が、それ以上の治療を必要としない状態になること。完治とほぼ同じ意味を補助する役割を持つテーピング手法です。

研究グループは、対象者をキネシオテーピング群54人と対照群55人に分け、腰痛への効果を比較検討しました。キネシオテーピングは、痛みの最も強い部分に12日間貼付しました。

 

◆ぎっくり腰にキネシオテーピングが有効

研究により、以下の結果が示されました。

キネシオテーピングを行ったグループは、より早く疼痛医学用語で、痛みのことコントロールに到達し(6日対12日)、パラセタモールの消費が少なかった.4週目において、キネシオテーピング群で疼痛強度に有意データを分析して導かれた結果が、偶然として説明できる確率は低いとみなされることな減少がみられたが(p=0.015)、障害に関する相違はみられなかった。

この結果は、キネシオテーピングを行った群は、行わなかった群に比べて早く痛みが軽減し、治療開始後4週の時点で痛みがより少なかったことを示しています。

 

生活上多くの制限を伴う腰の痛みに対するキネシオテーピングの効果が示唆されました。今回の研究のみで結論づけることは出来ませんが、今後キネシオテーピングが活用されるときが来るかもしれません。

執筆者

NK


参考文献

The effect of Kinesio taping application for acute non-specific low back pain: A randomized controlled clinical trial.

Clin Rehabil. 2015 Aug 27.

[PMID: 26316553]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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