2015.09.17 | ニュース

ジュースを飲む子はコレステロールが悪化する?

380人の子どもを12ヶ月追跡調査
from The Journal of nutrition
ジュースを飲む子はコレステロールが悪化する? の写真
(C) dundanim - Fotolia.com

子どもが大好きなジュース。糖質が多く、体に悪い面もありそうです。今回の研究では、ジュースを飲む量を減らした子どもは、HDLコレステロール値が改善する傾向であることを報告しました。

◆ジュースを飲む量と血液検査値の関連を検証

この研究は、8歳から15歳の子どもを対象に、ジュースを飲む量と血液検査値の関連性を検証しました。 血液検査値は、中性脂肪やHDLコレステロールの値を12ヶ月後まで測定しました。

 

◆ジュースを飲む量の増加量とHDLコレステロール値が関連

以下の結果が得られました。

縦断的分析により、12ヶ月間の加糖飲料の平均的な摂取量は脂質の変化と関連していなかった。しかしながら、1週間に1杯以上、摂取量が減少した子どもで、摂取量が変化しなかった子ども(2.0±0.8mg/dl)または増加した子ども(1.5±0.8mg/dl)と比べて、血漿HDLコレステロール値の12ヶ月の増加量はより大きくなった(4.6±0.8mg/dl、p=0.02)。

ジュースを飲む量が12ヶ月で減った子どもは、飲む量が増えたり変わらなかった子どもよりも、HDLコレステロールが改善したという結果でした。

 

ジュースの継続的な摂取により、コレステロール値に影響する可能性を示した研究でした。ジュースを飲み続けると子どもの体にどのような影響があるか知ることで、もしかしたら日常で気をつける点が変わるかもしれません。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Sugar-Sweetened Beverage Intake Is Positively Associated with Baseline Triglyceride Concentrations, and Changes in Intake Are Inversely Associated with HDL Cholesterol Increases over 12 Months in a Multi-Ethnic Sample of Children.

J Nutr. 2015 Sep 2.

[PMID: 26338888]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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