ペントシリン静注用1gバッグに関係する解説
ペニシリン系抗菌薬
- ペントシリン静注用1gバッグは、ペニシリン系抗菌薬に分類される。
- ペニシリン系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌に殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。
ペニシリン系抗菌薬の代表的な商品名
- サワシリン、パセトシン
- ビクシリンS
- オーグメンチン
- クラバモックス
商品名 | ペントシリン静注用1gバッグ |
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一般名 | ピペラシリンナトリウムキット |
薬価・規格 | 831.0円 (1g1キット(生理食塩液100mL付)) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | 富士フイルム富山化学 |
ブランド | ペントシリン注射用1g 他 |
YJコード | 6131403P1027 |
レセプト電算コード | 640462059 |
そう痒、発疹、下痢、過敏症、顆粒球減少、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、悪心、嘔吐
呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、汎血球減少症、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、ショック、アナフィラキシー、無顆粒球症、血小板減少、肝機能障害、黄疸
痙攣、神経症状、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、貧血、浮腫、蕁麻疹、リンパ節腫脹、食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、頭痛、しびれ
薬剤名 | 影響 |
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メトトレキサート製剤 | 排泄が遅延しメトトレキサートの毒性作用が増強 |
血液凝固阻止剤 | 血液凝固抑制作用を増強、出血傾向 |
ワルファリン | 血液凝固抑制作用を増強、出血傾向 |
ベクロニウム | 筋弛緩作用を延長 |