クリンダマイシンリン酸エステル注射液600mg「NP」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
下痢、過敏症、悪心、嘔吐、そう痒、疼痛、硬結、苦味、壊死、舌炎、クレアチニン上昇
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、心停止、汎血球減少、無顆粒球症、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、急性腎障害、血小板減少
上記以外の副作用
窒素血症、乏尿、蛋白尿、菌交代症、カンジダ症、血栓性静脈炎、無菌膿瘍、腟炎、小水疱性皮膚炎、多発性関節炎、浮腫、食欲不振、紅斑、白血球減少、顆粒球減少、BUN上昇、耳鳴、めまい、口内炎、顔面ほてり、頭痛、倦怠感
クリンダマイシンリン酸エステル注射液600mg「NP」の用法・用量
- 〈点滴静脈内注射〉通常、成人には、クリンダマイシンとして1日600~1200mg(力価)を2~4回に分けて点滴静注する
- 通常、小児には、クリンダマイシンとして1日15~25mg(力価)/kgを3~4回に分けて点滴静注する
- なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて、成人では1日2400mg(力価)まで増量し、2~4回に分けて投与する
- また、小児では1日40mg(力価)/kgまで増量し、3~4回に分けて投与する
- 点滴静注に際しては、本剤300~600mg(力価)あたり100~250mLの日局5%ブドウ糖注射液、日局生理食塩液又はアミノ酸製剤等の補液に溶解し、30分~1時間かけて投与する
- 〈筋肉内注射〉通常、成人には、クリンダマイシンとして1日600~1200mg(力価)を2~4回に分けて筋肉内注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
クリンダマイシンリン酸エステル注射液600mg「NP」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
エリスロマイシン |
本剤の効果があらわれない |
末梢性筋弛緩剤 |
筋弛緩作用が増強 |
スキサメトニウム |
筋弛緩作用が増強 |
ツボクラリン |
筋弛緩作用が増強 |