ピノルビン注射用20mgに関係する解説
抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)
- ピノルビン注射用20mgは、抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)に分類される。
- 抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)とは、細胞の増殖に必要なDNAやRNAの合成を阻害することで抗腫瘍効果をあらわす薬。
抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)の代表的な商品名
- アドリアシン
- ドキシル
- ファルモルビシン
- カルセド
商品名 | ピノルビン注射用20mg |
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一般名 | ピラルビシン塩酸塩注射用 |
薬価・規格 | 8443.0円 (20mg1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | 日本マイクロバイオファーマ |
ブランド | ピノルビン注射用10mg 他 |
YJコード | 4235403D2057 |
レセプト電算コード | 620005207 |
発熱、肝障害、食欲不振、悪心、嘔吐、口内炎、脱毛、全身倦怠、排尿痛、血尿、頻尿
白血球減少、血小板減少、出血傾向、萎縮膀胱、心筋障害、心不全、骨髄抑制、汎血球減少、貧血、好中球減少、ショック、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線像異常
膀胱刺激症状、心電図異常、γ-GTP上昇、腎障害、蛋白尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、下痢、腹痛、イレウス、皮膚色素沈着、頭痛、めまい、しびれ、発疹、過敏症状、胸痛、動悸、息切れ、味覚異常、頻脈、不整脈、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、消化管出血、便秘、排尿障害、皮膚炎、感染症、浮腫、血清総蛋白減少、電解質異常、顔面潮紅、耳鳴
薬剤名 | 影響 |
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心毒性を有する抗悪性腫瘍剤 | 心筋障害が増強 |
アントラサイクリン系薬剤 | 心筋障害が増強 |
抗悪性腫瘍剤 | 骨髄機能抑制等の副作用が増強 |