リンデロン注20mg(2%)に関係する解説
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)
- リンデロン注20mg(2%)は、副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)に分類される。
- 副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)とは、抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患など多くの疾患・病態の治療に用いられる薬。
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射剤)の代表的な商品名
- プレドニン、プレドニゾロン
- メドロール
- デカドロン
- ゼンタコート
商品名 | リンデロン注20mg(2%) |
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一般名 | ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液 |
薬価・規格 | 1325.0円 (20mg1mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | シオノギファーマ |
ブランド | リンデロン点眼液0.01% 他 |
YJコード | 2454404A4039 |
レセプト電算コード | 620002616 |
浮腫、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、月経異常、クッシング症候群様症状、嘔気、多幸症、不眠、頭痛、筋肉痛
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化管潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、うつ状態、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、眼圧亢進
関節痛、満月様顔貌、窒素負平衡、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、皮膚そう痒、脂肪織炎、発熱、疲労感、創傷治癒障害、しゃっくり
薬剤名 | 影響 |
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生ワクチン | ワクチン由来の感染を増強又は持続 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> | 低ナトリウム血症 |
バルビツール酸誘導体 | 本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール | 本剤の作用が減弱 |
フェニトイン | 本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
サリチル酸製剤 | サリチル酸中毒 |
アスピリン | サリチル酸中毒 |
アスピリンダイアルミネート | サリチル酸中毒 |
サザピリン | サリチル酸中毒 |
血液凝固阻止剤 | 作用を減弱 |
ワルファリンカリウム | 作用を減弱 |
糖尿病用薬 | 効果を減弱 |
ビグアナイド系製剤 | 効果を減弱 |
スルホニルウレア系薬剤 | 効果を減弱 |
速効型食後血糖降下剤 | 効果を減弱 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 | 効果を減弱 |
チアゾリジン系薬剤 | 効果を減弱 |
DPP-4阻害剤 | 効果を減弱 |
GLP-1アナログ | 効果を減弱 |
SGLT2阻害剤 | 効果を減弱 |
インスリン製剤 | 効果を減弱 |
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> | 低カリウム血症 |
フロセミド | 低カリウム血症 |
アセタゾラミド | 低カリウム血症 |
トリクロルメチアジド | 低カリウム血症 |
シクロスポリン | 血中濃度が上昇 |
エリスロマイシン | 本剤の作用が増強 |
非脱分極性筋弛緩剤 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
パンクロニウム臭化物 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
ベクロニウム臭化物 | 筋弛緩作用が減弱又は増強 |
塩酸リトドリン | 肺水腫 |
キノロン系抗菌剤 | 腱障害のリスクを増加 |
レボフロキサシン | 腱障害のリスクを増加 |
メシル酸ガレノキサシン | 腱障害のリスクを増加 |