処方薬
ブルフェン顆粒20%
先発

ブルフェン顆粒20%の基本情報

ブルフェン顆粒20%の概要

商品名 ブルフェン顆粒20%
一般名 イブプロフェン顆粒
薬価・規格 7.3円 (20%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 顆粒
内用薬 > 散剤 > 顆粒のアイコン
製造会社 科研製薬
ブランド ブルフェン顆粒20% 他
YJコード 1149001D1160
レセプト電算コード 620007068
識別コード BrGIPHBRUFENGr.20%
添付文書PDFファイル

ブルフェン顆粒20%の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげ、熱を下げるお薬です。

ブルフェン顆粒20%の用途

ブルフェン顆粒20%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、胃部不快感、腹痛、食欲不振、消化不良、下痢、発疹、眠気、血小板機能低下、出血時間延長、口渇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、胸内苦悶、悪寒、冷汗、呼吸困難、四肢しびれ感、血圧低下、血管浮腫、蕁麻疹、再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少、消化性潰瘍、胃腸出血、潰瘍性大腸炎、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性腎障害、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、無菌性髄膜炎、項部硬直、発熱、頭痛、嘔気、嘔吐、意識混濁、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、喘息発作、喘鳴

上記以外の副作用

口内炎、腹部膨満感、過敏症、紫斑、霧視、視覚異常、難聴、耳鳴、味覚異常、不眠、抑うつ、動悸、血圧上昇、倦怠感、鼻出血、便秘、Al-P上昇、そう痒感、湿疹、めまい

ブルフェン顆粒20%の用法・用量

  • 1). 次記疾患並びに症状の消炎・鎮痛(関節リウマチ、関節痛及び関節炎、神経痛及び神経炎、背腰痛、頸腕症候群、子宮付属器炎、月経困難症、紅斑(結節性紅斑、多形滲出性紅斑、遠心性環状紅斑))、手術並びに外傷後の消炎・鎮痛:イブプロフェンとして、通常、成人は1日量600mgを3回に分けて経口投与する
  • 小児は、5~7歳1日量200~300mg、8~10歳1日量300~400mg、11~15歳1日量400~600mgを3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • 2). 次記疾患の解熱・鎮痛(急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)):通常、成人にはイブプロフェンとして、1回量200mgを頓用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、原則として1日2回までとし、1日最大600mgを限度とする
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • (用法及び用量に関連する注意)他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブルフェン顆粒20%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • ジドブジン投与中
    • 感染症
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • MCTD
    • SLE
    • 混合性結合組織病
    • 潰瘍性大腸炎
    • クローン病
    • 腎血流量低下
    • 出血傾向
    • 消耗性疾患
    • 全身性エリテマトーデス
    • 心機能異常<重篤な心機能不全を除く>
    • 肝障害<重篤な肝障害を除く>
    • 血液異常<重篤な血液異常を除く>
    • 腎障害<重篤な腎障害を除く>
    • 高血圧症<重篤な高血圧症を除く>
    • 気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブルフェン顆粒20%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ジドブジン製剤 出血傾向が増強
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリン 作用を増強、消化管出血が増強
メトトレキサート製剤 作用を増強
アスピリン製剤<抗血小板剤として投与している場合> 血小板凝集抑制作用を減弱
血液凝固阻止剤 消化管出血が増強
抗血小板剤 消化管出血が増強
クロピドグレル 消化管出血が増強
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 消化管出血が増強
フルボキサミン 消化管出血が増強
パロキセチン 消化管出血が増強
リチウム製剤 血中濃度が上昇しリチウム中毒
炭酸リチウム 血中濃度が上昇しリチウム中毒
チアジド系薬剤 作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 作用を減弱
ループ利尿剤 作用を減弱
フロセミド 作用を減弱
ACE阻害剤 降圧作用が減弱
エナラプリル 降圧作用が減弱
β-遮断剤 降圧作用が減弱
プロプラノロール 降圧作用が減弱
タクロリムス水和物 急性腎障害
ニューキノロン系抗菌剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で併用により痙攣
エノキサシン水和物 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で併用により痙攣
コレスチラミン<経口> 本剤の血中濃度が低下
スルホニルウレア系薬剤 血糖降下作用を増強<低血糖>
クロルプロパミド 血糖降下作用を増強<低血糖>
グリベンクラミド 血糖降下作用を増強<低血糖>
CYP2C9阻害剤 本剤の血中濃度が上昇
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇

ブルフェン顆粒20%と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

ブルフェン顆粒20%に関係する解説

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)

  • ブルフェン顆粒20%は、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)に分類される。
  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)とは、体内で炎症などを引きおこす体内物質プロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬。

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)の代表的な商品名

  • ロキソニン
  • アスピリン
  • セレコックス
  • ボルタレン
  • ナイキサン
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)についての詳しい解説を見る

イブプロフェン|ブルフェン(処方薬)、イブ(市販薬)など

  • ブルフェン顆粒20%は、イブプロフェン|ブルフェン(処方薬)、イブ(市販薬)などに分類される。
  • イブプロフェン|ブルフェン(処方薬)、イブ(市販薬)などとは、。

イブプロフェン|ブルフェン(処方薬)、イブ(市販薬)などの代表的な商品名

  • ブルフェン(処方薬・内服薬)
  • イブ(市販薬・内服薬)
  • スタデルム(処方薬・外用薬)、ベシカム(処方薬・外用薬)
  • メンソレータムアクネス25メディカルクリームb(市販薬・外用薬)、ペアアクネクリームW(市販薬・外用薬) など
イブプロフェン|ブルフェン(処方薬)、イブ(市販薬)などについての詳しい解説を見る