処方薬
オパイリン錠125mg

オパイリン錠125mgの基本情報

オパイリン錠125mgの概要

商品名 オパイリン錠125mg
一般名 フルフェナム酸アルミニウム錠
薬価・規格 7.4円 (125mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 大正製薬
ブランド オパイリン錠125mg 他
YJコード 1141004F1086
レセプト電算コード 620003523
識別コード T135
添付文書PDFファイル

オパイリン錠125mgの主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげ、熱を下げるお薬です。

オパイリン錠125mgの用途

オパイリン錠125mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

めまい、ふらつき、胃腸障害、腹痛、胃痛、胃部不快感、下痢、嘔気、食欲不振、悪心、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

出血性大腸炎

上記以外の副作用

発疹、浮腫、腫脹感、溶血性貧血、白血球減少、紫斑病、血小板機能低下、出血時間延長、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、排尿痛、頭痛、頭重感、ねむけ、口内炎、舌あれ、便秘、軟便、消化不良、嘔吐、胸やけ、腹部膨満感、胃重感、そう痒感、皮膚炎、倦怠感

オパイリン錠125mgの用法・用量

  • 1). 関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、肩胛関節周囲炎、関節炎、症候性神経痛の消炎、鎮痛、解熱、抜歯後、歯髄炎、歯根膜炎の消炎、鎮痛、膀胱炎、前立腺炎、帯状疱疹、湿疹・皮膚炎、紅斑症、各科領域の手術後ならびに外傷後の炎症性反応の消炎:通常、成人にはフルフェナム酸アルミニウムとして1回125~250mgを1日3回経口投与する
    • また、頓用する場合には、1回フルフェナム酸アルミニウムとして、250mgとする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2). 急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛:通常、成人にはフルフェナム酸アルミニウムとして、1回250mgを頓用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、原則として1日2回までとし、1日最大750mgを限度とすること
    • また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
  • (用法及び用量に関連する注意)他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オパイリン錠125mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • 感染症
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • 潰瘍性大腸炎
    • クローン病
    • 出血傾向
    • 消耗性疾患
    • 血液異常<重篤な血液異常を除く>
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>
    • 気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オパイリン錠125mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリンカリウム 作用を増強
リチウム製剤 血中濃度を上昇させリチウム中毒
炭酸リチウム 血中濃度を上昇させリチウム中毒
チアジド系薬剤 作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 作用を減弱
コレスチラミン<経口> 本剤の血中濃度が低下

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オパイリン錠125mgに関係する解説

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)

  • オパイリン錠125mgは、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)に分類される。
  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)とは、体内で炎症などを引きおこす体内物質プロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬。

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)の代表的な商品名

  • ロキソニン
  • アスピリン
  • セレコックス
  • ボルタレン
  • ナイキサン
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