しゅさ
酒さ
顔面(特に鼻)が赤くなったり、小さな吹き出ものが出たりする病気。主に中年以降に生じる
6人の医師がチェック 31回の改訂 最終更新: 2017.12.06

酒さの基礎知識

酒さについて

  • 顔面(特に鼻)が赤くなったり、小さな吹き出ものが出たりする病気
    • 主に中年以降に生じる
    • 数ヶ月以上にわったって続く皮膚の炎症による病気
  • 原因は明らかになっていない
    • 日光(紫外線)、ストレス、飲酒、香辛料などが関与していると考えられている

酒さの症状

  • 症状と部位によって、4種類に分類される
    • 第1度(紅斑性酒さ)
      ・鼻や頬が赤くなり、かゆみなどを感じることがある
      ・最初は一時的なものでも徐々に慢性化する
      毛細血管が拡がったり、フケのような粉(脂漏)がでる
      ・温度差や、飲酒によって症状は悪くなる
    • 第2度(酒さ様座瘡)
      にきびに似た、赤いぽつぽつやがたまった皮膚病変が顔全体に広がる
    • 第3度(鼻瘤)
      ・広がっていたぽつぽつが密集してかたまる
      ・とくに鼻に多く、みかんの側のような肌になり鼻が凸凹に腫れる
      ・「赤鼻」の状態
    • 第4度
      ・眼に合併症角膜炎結膜炎虹彩炎強膜炎など)が出ている状態
      ・目のかゆみ、痛み、充血などが起こる

酒さの検査・診断

  • 経過の問診と症状から診断する
  • 毛包虫と呼ばれるダニの一種が原因となっていることもあり、確認のためダニがいないか顕微鏡検査を行うことがある

酒さの治療法

  • 症状が軽ければ経過観察する
  • 薬剤による治療
    • 内服のテトラサイクリン系抗生物質抗菌薬(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を使用すると改善することがある
    • ステロイド軟膏や、免疫抑制剤の軟膏も併用することがある
  • 鼻にできるかたまりに対して、簡単な手術(皮膚を薄く削り取る)を行う場合もある


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