めねとりえびょう
メネトリエ病
胃の巨大なしわと低蛋白血症を特徴とした病気
3人の医師がチェック 30回の改訂 最終更新: 2017.07.21

メネトリエ病の基礎知識

POINT メネトリエ病とは

メネトリエ病は胃の巨大なしわと低蛋白血症を特徴とした病気です。ヘリコバクター・ピロリ菌感染やサイトメガロウイルス感染が起こったことが原因となることが多いです。胃がんに進行することがあるので注意が必要です。主な症状は腹痛・下痢・嘔吐・だるさなどになります。 症状や身体診察に加えて、血液検査・画像検査・内視鏡検査を行って診断します。薬物療法や食事療法を行って治療しますが、状態の改善が見られない場合は手術を行うこともあります。メネトリエ病が心配な人や治療したい人は、消化器内科・消化器外科・小児科・小児外科を受診して下さい。

メネトリエ病について

  • 一言説明
    • 胃の巨大なしわと低蛋白血症を特徴とした病気
  • メカニズム
    • 細菌ウイルスなどへの感染が原因となり、胃の粘膜の変性が生じ、その結果蛋白質が胃から消化管内へ漏れ出してしまう
  • 主な原因
  • 頻度
    • 中年以降に発生することが多い
  • 病気の特徴、知識
    • 過形成胃炎とも呼ばれている
    • メネトリエ病になった患者の約10%は胃がんを併発する
    • 胃潰瘍、ポリープなどの合併症の危険も示唆

メネトリエ病の症状

  • 主な症状
    • 消化器症状(上腹部痛、嘔吐、下痢)
    • 貧血
    • むくみ
    • 疲れやすい
  • 特徴的な症状
    • 初期は下痢の症状が続く
    • 進行すると低蛋白血症を引き起こす

メネトリエ病の検査・診断

  • スクリーニングに有効な検査
    • 血液検査
      ・血液中のタンパク質の量を調べる
  • 確定診断に必要な検査
    • 胃内視鏡検査
    • 生検:組織の一部を採取して調べる
  • 場合によっては除外診断が必要になることが多い疾患とそのための検査
    • 否定するべき疾患:胃がん、胃リンパ腫
    • 否定するために行う検査:X線検査、胃内視鏡検査

メネトリエ病の治療法

  • 一般的に言われている治療
    • 潰瘍を併発している場合:胃酸分泌抑制薬などの抗潰瘍薬の飲み薬
    • 低蛋白血症の場合:高蛋白食を数回に分けて摂取
    • 胃粘膜からの蛋白漏出の程度が強い場合:状態の悪い胃の一部を切除する(部分切除術)

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