しろうせいかくかしょう(ろうじんせいゆうぜい)
脂漏性角化症(老人性疣贅)
皮膚の老化によって生じる疣贅(いぼ)
5人の医師がチェック 108回の改訂 最終更新: 2018.11.19

脂漏性角化症(老人性疣贅)の基礎知識

POINT 脂漏性角化症(老人性疣贅)とは

皮膚の老化によってできる「いぼ」のことで、がんではありません。紫外線や遺伝による影響が大きいと考えられていますが、詳しいことはわかっていません。 20歳ころからでき始めて、中年以降の人にはほぼ全員にみられます。いぼの大きさはさまざまで、点状のものから指の太さほどあるものまでさまざまです。基本的には治療は必要ありませんが、見た目が気になる場合は手術や凍結療法によって取り除くことができます。脂漏性角化症が心配な人は皮膚科を受診してください。

脂漏性角化症(老人性疣贅)について

  • 皮膚の老化によって生じる疣贅(いぼ
  • 紫外線や遺伝による影響が大きいと言われるが、詳細はわかっていない
  • 20歳代から現れ、中高年以降ほぼ全ての人に見られる
  • 手のひらと足の裏以外の全身の皮膚どこにでも発生しうる
  • 良性なので、がん化することはない

脂漏性角化症(老人性疣贅)の症状

  • 疣贅(いぼ)の外見
    • 皮膚と同じ色の場合もあれば、茶色、黒色もある
    • 大きさは5mmから数cmと大小さまざまで、ゆっくり大きくなる
    • 表面は平たいものもあれば、少し盛り上がっているものもある
    • 表面はざらざらしているものが多い
  • 多くの場合、かゆみや痛みはない
  • 全身に多発するとき、内臓のに関連して出てきていることがある(レザートレラ徴候)

脂漏性角化症(老人性疣贅)の検査・診断

  • 視診:肉眼で腫瘍の性状を調べる
  • ダーモスコピー:腫瘍の状態を調べる
    • 特殊な拡大鏡で皮膚を詳しく観察する
  • 組織診:腫瘍が良性か悪性か調べる
    • 悪性腫瘍悪性黒色腫など)の疑いがある場合はいぼの一部を切り取って顕微鏡で観察

脂漏性角化症(老人性疣贅)の治療法

  • 良性腫瘍なのでよほど大きくない限りは治療は必要なく、様子をみることが多い
  • 治療方法
    • 凍結療法:液体窒素で焼いていくが1回では取りきれないことが多い
    • 手術:いぼを取り除く
    • レーザー治療
    • 電気外科的治療
  • 日焼け止めなどで紫外線を避けることである程度発生を少なくすることができる

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