こんごうせいけつごうそしきびょう
混合性結合組織病
全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発筋炎に見られる症状が同時に出現する、自己免疫疾患の一つ
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最終更新: 2022.04.19
混合性結合組織病の基礎知識
POINT 混合性結合組織病とは
全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎に見られる症状が同時に出現する病気です。免疫の異常により起こると考えられています。症状はレイノー現象、手の指の腫れ、息切れ、食べ物の胸でのつっかえ感、筋力低下など様々です。診断のため、血液検査、胸部X線(レントゲン)検査、CT検査、MRI検査、超音波(エコー)検査、内視鏡検査などが行われます。非ステロイド性抗炎症薬、ステロイド、免疫抑制薬などの薬剤を使用します。気になる人はリウマチ内科、膠原病内科を受診してください。
混合性結合組織病について
- 全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎に見られる症状が同時に出現する
自己免疫疾患 の一つ- 環境や遺伝など様々な要因が病気の
発症 に関わっていると言われるが、病気が子供に直接遺伝することはない
- 環境や遺伝など様々な要因が病気の
- 30−40代の女性に多い
- 日本には約8,000-9,000人ほどの患者がいると考えられている