りょくないしょう
緑内障
眼球内部の圧力が上がることで、眼の視神経に障害が生じ、視野に障害が出る病気
9人の医師がチェック 172回の改訂 最終更新: 2023.03.28

緑内障

緑内障は40歳以上の人に多くみられる目の病気で、この病気は2018年では日本人の失明の原因の第1位です。緑内障は自覚症状に乏しいので、気がついたら進行していることも珍しくはありません。白内障との違いや、症状、原因、検査、治療について説明します。

緑内障とはどんな病気なのか:白内障との違いや症状、原因、検査、治療について

緑内障は40歳以上の人に多くみられる目の病気で、この病気は2018年では日本人の失明の原因の第1位です。緑内障は自覚症状に乏しいので、気がついたら進行していることも珍しくはありません。白内障との違いや、症状、原因、検査、治療について説明します。

緑内障の症状について:視野の欠損や発作時の症状(頭痛や目の痛み)

緑内障では視野が欠けたり視野が狭くなったりします。しかし、緑内障の初期にはほとんど自覚症状がないので、気づいた時には進行していることが少なくありません。ここでは初期症状が気づかれにくい理由や進行したときの症状、失明の危険性もある緑内障発作の症状について説明します。

緑内障の原因について

緑内障は眼圧の上昇によって視神経が障害されてものが見えにくくなる病気です。眼圧とは眼球の圧力のことで、眼の硬さと表現されることもあります。ここでは眼圧の役割や眼圧が上昇するメカニズムを中心に説明します。

緑内障の疑いがある人に行われる検査:診断のための眼底検査・視野検査・OCT検査や検査時間・費用について

視野の欠損や視力の低下などから緑内障が疑われる人には診察や検査で詳しく調べられます。検査の中では隅角検査や眼圧検査、眼底検査が特に重要です。緑内障の診断に用いられる診察と検査の内容や所要時間、費用についても説明します。

緑内障の治療について:点眼薬(目薬)やレーザー治療、手術

緑内障の治療の目的は眼圧を下げることです。眼圧を下げることによって視神経の障害を抑えることができます。治療は点眼薬を中心とした薬物治療が主体となり、その他ではレーザー治療や手術があります。

緑内障の日常生活の注意点や疑問、悩みについて

緑内障は点眼薬などによって進行を抑えることはできますが、完治は難しい病気です。病気とずっと付き合っていくことになるので、日常生活で注意を払わなければならないことが増えます。ここでは緑内障の人が日常生活を送る上での注意点に加えて、疑問や悩みについてもまとめました。