じゅんおんちょうりょくけんさ
純音聴力検査
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

対象疾患

難聴伝音性難聴感音性難聴

概要

聴力検査は聴力の低下がないか調べる検査です。その中でも最も一般的な検査が純音聴力検査です。純音聴力検査では、片耳ずつさまざまな高さ(周波数)の音を聞きます。それぞれの高さの音についてどのくらいの大きさから聞こえるかを調べます。難聴の診断や、どういう音が聞こえにくいかを調べることで、難聴の原因を絞ることができます。純音聴力検査は健診や一般診療など様々な場面で活用されています。

メリット

  • 簡便に聴力を調べることができる

デメリット

  • 特になし

詳細

聴力検査は聴力の低下がないか調べる検査です。その中でも最も一般的な検査が純音聴力検査です。
耳は、体の外側から内側に向かって外耳、中耳内耳の3つの部位に分かれています。内耳にある蝸牛という部分が、音の振動を電気の信号に変え、脳へと伝えます。蝸牛までの音の伝わり方には、気導と骨導という2つの種類があります。気導では外耳→中耳→内耳→蝸牛と振動が伝わる一方で、骨導では外耳や中耳を通ることなく、側頭骨という頭の骨から直接蝸牛に振動が伝わります。
純音聴力検査では、片耳ずつさまざまな高さ(周波数)の音を聞きます。それぞれの音についてどのくらいの大きさから聞こえるかを調べ、オージオグラムと呼ばれるグラフに表します。
また、気導、骨導ともに調べることで、難聴の原因を絞ることができます。気導のみに異常があるときは外耳や中耳の振動の通り道に異常がある伝音性難聴、一方で気導と骨導の両方に異常があるとき、内耳に異常のある感音性難聴と診断することができます。

検査の流れ

  1. 検査は防音室で行う
  2. 担当者が音を出す機械を操作するのが見えないような位置に座り、両耳にヘッドホンをつける
  3. さまざまな高さの音が聞こえてくるので、聞こえたときに手元にあるボタンを押す(気導聴力検査)
  4. ヘッドホンをはずし、耳の後ろに振動板という機器をつけて同様の検査を行う(骨導聴力検査)

検査を受ける際の注意点

気導聴力検査を行う際には正確な検査のため、しっかりとヘッドホンを装着するようにしてください。