りうまといどいんし(あーるえふ)
リウマトイド因子(RF)
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

基準値(参考)

0-15 IU/mL

数値が高いとき

関節リウマチ(RA)、シェーグレン症候群 など

詳細

私たちの身体には、体内に病原体が入ったときにそれを認識して排除する、免疫という働きが備わっています。免疫グロブリン抗体)は免疫細胞によって作られ、病原体と結合することでそれを排除するために一役を担っています。
このように本来、抗体は病原体などの異物に対して作られるものですが、自分自身の細胞や組織に対して作られてしまうことがあります。このような抗体は「自己抗体」と呼ばれ、自分自身の細胞や組織を攻撃しはじめると、病気を引き起こします。これが「自己免疫疾患」です。自己免疫疾患としての側面をもつ膠原病の患者さんは、自己抗体をもつ場合があります。自己抗体だけで診断に至ることはできませんが、臨床的に重要な情報を与えてくれます。
リウマトイド因子(RF)は自己抗体の一つです。関節リウマチ(RA)の患者さんの70%がリウマトイド因子(RF)の値が上昇します。ただし、全ての患者さんで基準値を超えるけでなく、一方で健康な人であっても3%(高齢者では10%)の人が基準値を超えることがあるため、症状やほかの検査結果も参考にしながら関節リウマチの診断を行っていきます。また、シェーグレン症候群などのほかの膠原病でも陽性になることがあります。