2016.03.03 | ニュース

おかずを変えると、米を食べても血糖値が上がりにくくなった

健康な男性15人の食後検査から

from The British journal of nutrition

おかずを変えると、米を食べても血糖値が上がりにくくなったの写真

米は糖質が多く、食べたあとは血糖値が上がります。米が主食の食事では、一緒に食べるものによって血糖値はどう変わるのでしょうか。食事内容の影響を調べた研究で、血糖値の変化を抑えた食品が報告されました。

◆5種類の食事を比較

この研究では、健康な中国人男性15人を対象に、米と一緒に食べる食品によって食後の血糖血液中のブドウ糖のこと。人が活動するためのエネルギー源。血液中の濃度を血糖値といい、糖尿病の診断に用いられる値の変化に影響があるかを調べました。

対象者は次の5種類の食事を食べたあとで血糖値などの検査を受けました。

  • 米だけ
  • 米と魚
  • 米と卵白
  • 米と豆腐(アジアで消費されている豆干)
  • 米と鶏肉

 

◆豆腐で血糖値が上がりにくい

次の結果が得られました。

米と豆腐の食事だけが、対照食と比べて有意データを分析して導かれた結果が、偶然として説明できる確率は低いとみなされることグルコース体のエネルギー源となる糖分。血液中のブドウ糖を血糖と呼ぶ応答が低かった(P<0.05)。

米と豆腐の食事をしたときにだけ、米だけの食事よりも血糖値の上昇が少ないという結果でした。

研究班は「したがって、米を豆腐と一緒に食べることは、アジア人が前糖尿病状態から糖尿病に移行するリスクを減らすことに直接の影響があるかもしれない」と結論しています。

執筆者

大脇 幸志郎


参考文献

Impact of protein-rich meals on glycaemic response of rice.

Br J Nutr. 2016 Feb 9. [Epub ahead of print]

[PMID: 26856623]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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