2016.02.20 | ニュース

花粉症体質、日本の小学生にはどれぐらい多いのか?

6歳から9歳の8,815人を調査
from International archives of allergy and immunology
花粉症体質、日本の小学生にはどれぐらい多いのか?の写真
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花粉症やハウスダストアレルギーは日本では子どもにもよく起こります。6歳から9歳の小学生を対象に、アレルギーの検査でどの程度反応が出るのかが調査されました。

◆8,815人の検査結果から

この研究では、以前の研究による健康調査で得られたデータの解析が行われました。日本の6歳から9歳の子ども8,815人を対象に、ハウスダストダニ抗体、スギ花粉抗体の検査結果が集計されました。

抗体があるとこれらの物質に対して過剰な免疫反応が起こりやすく、アレルギーの症状が出やすい体質と言えます。

 

◆ダニは51%、スギは39%

次の結果が得られました。

ハウスダストダニの感作は対象者の51%に、スギ花粉の感作は39%に見られ、男の子でより多く、年齢が高い対象者でより多く見られた。

対象となった子どものうち、ダニの抗体は51%が、スギ花粉の抗体は39%が持っていました。女の子よりも男の子で、また6歳から9歳の間で歳が上のほうが抗体を持っていることが多いという結果でした。

 

アレルギーは多くの人に起こる反面、それと気付かないで「なんとなく体調が悪い」と思っている人もいます。気になる症状がある方は、アレルギーも頭に置いて医師に相談してみてはいかがでしょうか。

執筆者

大脇 幸志郎

参考文献

Patterns of Sensitization to Inhalant Allergens in Japanese Lower-Grade Schoolchildren and Related Factors.

Int Arch Allergy Immunol. 2015.

[PMID: 26426799]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。